白目に米粒のような膨らみがある
白目(結膜)が米粒のような形で盛り上がることがあります。よく見ると中はキラキラと光って見えます。これはリンパ嚢腫と呼ばれるものでそれほど珍しい病気ではありません。リンパ液の流れる管が詰まってソーセージのように膨らんだ状態です。 症状としては少しゴロゴロする程度で視力には影響ありません。どちらかというと見栄えを気にされる方が多いようです。 中身は単なる水ですので、細い注射器を使って吸い取ればぺちゃん […]
白目(結膜)が米粒のような形で盛り上がることがあります。よく見ると中はキラキラと光って見えます。これはリンパ嚢腫と呼ばれるものでそれほど珍しい病気ではありません。リンパ液の流れる管が詰まってソーセージのように膨らんだ状態です。 症状としては少しゴロゴロする程度で視力には影響ありません。どちらかというと見栄えを気にされる方が多いようです。 中身は単なる水ですので、細い注射器を使って吸い取ればぺちゃん […]
白目と黒目の境目の所から始まり、次第に黒目の中へ膜が侵入してきます。これを翼状片と言い、いわゆる老化現象のひとつです。紫外線による影響が大きいと言われており屋外で仕事をされる方にできやすいようです。ただ何年もかかって大きくなりますので、これくらいの大きさであっても気がついておられない患者さんも結構多いですね。 わかりやすように翼状片の部分を黄色に塗ってみました。これはもともと白目の膜が角膜に入り込 […]
「眼にゴミが入った その1」で、ゴミの場所が2種類あると書きました。ゴミが入ったのなら症状も同じだろうと思われるかも知れませんが、この二つはかなり異なります。患者さんの表情、いつ頃からの痛みか?を聞くだけでどこに入ったゴミかほぼ見当が付きます。 結膜異物(上まぶたの裏側に入ったもの)は、かなり痛みがひどくて、ゴミが入った当日、もしくは翌日に受診されます。それに対して角膜異物(くろめに刺さったもの) […]
眼にゴミが入った場合は大きく分けて2つのケースがあります。 1.結膜異物 これは「結膜(しろめ)」にゴミがはさまった状態です。 「朝起きたら眼が痛い その2」にも書きましたが、 https://www.kobayashiganka.co.jp/??p=481 多くの場合、上まぶたの裏側に入ってしまいますので、いくら御自分で洗眼しても眼科で処置しない限り取れません。常にゴミが動いてるような感じがして […]
目やにが増えますとついつい目やにを取りたくなりますが、触れば触るほどまぶたが赤く腫れてしまい、ひりひりと痛くなってきます。身体の皮膚の中でもまぶたの皮膚が最も薄く繊細な皮膚ですので、少し触るだけで傷が付いて炎症を起こします。手で拭く、タオルで拭く、ティッシュで目やにを取る、水で洗う・・・ すべてまぶたを傷つけてしまいますので、極力目やにを取らないように気をつけて下さい。
カゼを引いたときには目やにが多くなります。カゼを引いたときに鼻水が多くなるのと同じような症状とお考え下さい。多くの場合、カゼが治りますと一緒に目やにも少なくなっていきますので心配要りません。
目やには、目から出る「あか」とお考え下さい。たとえば「鼻くそ」「耳くそ」「ふけ」と似たようなものです。これらは病気が無くても毎日出ています。同じように目やにも毎日出ています。朝から晩まで出ているのですが、起きている間は目をパチパチ瞬きしていますので、自然に目やにが流れていってほとんど溜まることはありません。ところが寝ている間は瞬きしないので、寝ている何時間分の目やにが朝になったら溜まっているわけで […]
使い捨てコンタクトレンズやソフトコンタクトレンズの洗浄方法は2つあります。 1.洗浄剤によるつけ置き 2.上記に加えて指でこすり洗い 多くの方は、上記の1.で充分だと考えておられると思います。洗浄剤につけ置きするだけでバイ菌もやっつけるしレンズもピカピカになると考えておられることでしょう。ところがこれではまったく不十分で、洗浄剤で退治できないバイ菌もたくさんいるわけです。 たとえば、手を洗うことを […]
コンタクトレンズは洗っても、レンズを保管するレンズケースについては無頓着な方が多いようです。レンズケースは使っているうちに内部が汚れてしまい、いつのまにかバイ菌の住み家になってしまいます。せっかくレンズを洗っても保管してるうちにレンズはバイ菌だらけ・・・ということでは洗った意味がなくなってしまいます。 コンタクトレンズによって角膜(黒目)にバイ菌が入り、角膜が強い炎症を起こしてしまうという患者さん […]
眼科では目的に応じていろんな目薬を使います。その中にはしみる目薬、しみない目薬がありますが、 「この目薬はしみるので目に合ってないのではないか?」 「目薬がしみるのは眼に傷があるからなのか?」 「しみない目薬に代えて欲しい」 など、「しみる」ということに関してのご意見が多いようです。 しみるかどうかは、その薬剤そのものの性質のためであり、「患者さんに合ってるかどうか?」「傷があるかどうか?」とはま […]