眼球の前後の長さ(眼軸長)を測定します。一般的な長さは22~23mmくらいです。遠視ほど短く、近視ほど長くなります。高度近視では30mm以上となります。
白内障手術の時には眼球の長さを計測したあと、各人に合わせた眼内レンズの度数をコンピュータで計算します。この長さがキチンと測定されないと、手術後に思ったような見え方にならないので厳密に測定することがとても大事です。これまでは超音波エコーで測定していましたが、ときどき誤差が大きく出てしまい困っていました。この最新型のIOLマスターはレーザー光線で測定するため0.01mm単位というとても正確に測定することが可能になりました。現代白内障手術の陰の立て役者と言っても過言ではありません。