「96時間 レクイエム」原題は「Taken3」だ。
「96時間(Taken)」「96時間 リベンジ(Taken2)」に続く3作目で、私は既に前2作を見ている。このタイトルだが、ご覧の通り原題には96時間と言う言葉はまったく含まれていない。いちお人質が誘拐されて96時間を過ぎると生還できる確率が非常に低くなると言うタイムリミットのことなのだが、映画の中でそういった時間を区切った様子はまったく見受けられない(^^;) なのでこのタイトルは無視して見ていただきたい~ また前2作を見てから今作を見た方が楽しめるであろう。
いちお各作品のあらすじを書いておくと
1作目 特殊部隊卒の主人公リーアムニーソンの娘が、友人とパリに出かけて誘拐される。アメリカに住んでるリーアムニーソンがパリに出かけていって、ほんのわずかな手がかりから娘を探し出して奪還。
2作目 娘とバカンスにイスタンブールにやってきたリーアムニーソン、前作で殺しまくった相手側から恨まれて拉致される。拉致されながらも娘と連絡を取ってみごと生還。
3作目(本作) リーアムニーソンが妻殺しの容疑を掛けられるも警察(ロサンゼルス)から逃走。うまく娘と連絡取り合ってみごと真犯人をやっつけて名誉挽回。
この3作通じての面白さは、単なるアクションではなく頭脳を使った「なるほど!」と思わせる作戦にあったのだが、本作ではあまりそれがなくアクションに振りすぎであった。個人的には2作目が一番秀逸と思われる。
オマケ
この映画の後半にポルポルが出てくる。996前期型だ。映画の中で盛んに「ブラックポーシェ!」という言葉が出てくるので嬉しい。しかし!
離陸寸前の飛行機に追いつこうとしている場面なのにリヤウイングが出ていないではないか!ひょっとしてこの飛行機は100km/hで離陸できるのか?(^^;)
さらに0.5秒くらいしか写らなかったのだが、このポルポルを運転しようとキーを持ち上げるシーンがあった。そのキーの形が993の頃の小振りのキーヘッドだったように思う。996以降はイモビが付いて大きくなってるからのー! また見る機会がありましたらぜひご確認を!
また一番上の写真、どこかで見た景色ではないだろうか?ここはロサンゼルスなので、ドラマ「24」でジャックバウアーが何度もここをウロチョロしていたように思う。
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評価:★★★
★ 金返せ
★★ マニアな人のみ見て下さい
★★★ ちょっと寝そうになったがまあまあ
★★★★ なかなかエエんちゃうん!
★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!