封切りを待っていたブラピの戦車映画「Fury」。あらすじは第二次世界大戦末期、連合軍がドイツ本国へ侵攻していく頃の架空の話である。ブラピの乗る米軍M4シャーマンが大きく取り上げられシャーマンが主役、ブラピが準主役といった扱いで軍事評論家にはうれしい設定だ(^^;)
テレビの予告編では日本が誇る戦車アニメ「ガールズ&パンツァー」の最終回に出てくる劇的な大将決戦に似たような場面が流されたため、実写版のほうが迫力があるだろうと楽しみにしていた。
こちらが主役のシャーマン。ブラピのチームは幾多の死闘を生き延びてきた有名な車両、たまたま一人が戦死したため何も出来ない新人が配属されてきた。車長のブラピが彼を一人前にしていくのだが・・・
そこに立ちはだかるのがドイツの宿敵ティーガー。本当に動く実在の車両を使ってるらしい!
スペックを見ても分かるとおり、砲と装甲はティーガーの圧勝である。そこをブラピがどう切り抜けていくか?
ネタバレなので詳しく書かないが、アイデアと盛り上げ方はガルパンの圧勝だった(笑) Furyを見て感動した人には是非ガルパンも見て欲しいものだ(^^;)
さてこのティーガーとの決戦が映画のラストかと思いきや、後半の見せ場はもっと違った行方になっていったのは意外だ。なんとなく沖縄決戦の戦艦大和を思い出した・・・ なんとなくハリウッド的な終わり方になってしまったのは残念。
オマケ
上記のタイトルバックの画像には「10年に一度の戦争映画」と書いてあるが、個人的には戦争映画の最高峰はトムハンクスの「プライベートライアン」だと思う。それに比べればFuryはまだまだ底が浅いな・・・
オマケその2
ティーガーのスペック表、よく見るとエンジンがマイバッハらしい!!
オマケその3
今年撮影してきたザグレブに向かう途中の道端に雨ざらしで置いてあるT55(手前)とM4シャーマン。内紛時の野外展示らしい。やっぱりアメリカ製のは不細工(^^;)
評価:★★★★
★ 金返せ
★★ マニアな人のみ見て下さい
★★★ 何度も寝ましたがまあまあ
★★★★ なかなかエエんちゃうん!
★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!