自宅で写真を撮ってパソコンに取り込むには、
a.SDカードを抜いて直接カードリーダで読み込ませる
b.wifi付きのSDカードを使ってカメラ内から無線LAN経由で取り込む
c.wifi機能付きのカメラから無線LAN経由で取り込む
の3つが考えられる。旅行に行ってたくさんの写真を撮ったときは迷わずa.の方法だ。しかし普段数枚の写真を撮っただけで、加工してどこかにアップしたいと思った場合はやはり上記b.の無線LAN経由がラクチンである。
これまでは初期型のEye-Fiカードを使っていた。これのありがたいのは自動アップロード機能がついているので、撮った瞬間から自動的にパソコンへアップロードが始まるのでラクチンである。空対空ミサイルのfire and forgetのようなものだ(^^;) 現在はこのカードを仕事用の眼底カメラにセットして撮影したらすぐに診察用のサーバに飛ぶように設定してある。
EyeFiカード(子) →→ 自宅無線LANアクセスポイント(親) →→ 特定のパソコンの特定のフォルダへ自動アップロード
カードがLAN子機として自宅LANに接続し、特定のIPアドレスを持つパソコンにアップロードという流れだ。
さて所有カメラが多くなり(笑)、データの取り込みも煩雑になってきたが上記のc.の機能を使ってアップすることも可能になってきた。しかしこれの大きな欠点は、
・撮ってから自分でメニューを開いてアップロードの操作が必要
・主にスマホやタブレットにアップするような仕様で、パソコンにアップすることは困難
である。なので旅先ですぐにfacebookでビラカしたい!という時以外はほとんど使えない機能である。
そこで元に戻ってb.のカードを再検討する。新しくEye-Fiカードを購入しようと思って公式サイトを見たら、EyeFi Mobiという機種が最新のようだ。というかそれ以外は販売中止である。さっそくこれをポチってセットしてみたら・・・
なんと私の思ったような設定が出来ない(T_T) このカードはやはりスマホ用にデザインされたもので
スマホのwifi(子) →→ EyeFiカードの無線LANアクセスポイントに接続(親) →→ スマホにダウンロード
カードが自分自身でアクセスポイントになるため、スマホが子機としてそのアクセスポイントに接続するという流れである。初期型と比べてwifiの主従関係が逆転しているわけである。パソコンもwifi内蔵のノートなら話が早いが、デスクトップでは難儀する。強引に力業としてUSB接続のLAN子機を接続→コントロールパネルで有線LANを切断し、wifiで近くのSDカードを探索して接続、ダウンロード・・・ ということも可能だがいかにもメンドクサイ!
ということでせっかくポチったけど最新型のカードはお蔵入り(T_T)
しかたがないのでEyeFiの旧モデルを探す。すでに販売終了してるのでどこかの在庫を探すことになるため割高である。今回ポチったのは初期型と最新型の間に販売されたモデルだ。
販売順に並べてみた。
今回改めてポチったのが上記2.の Eye-Fi Pro X2 である。
これだと、初期型と同じ形式なのでパソコンの特定のフォルダに自動アップロードが可能である。やった!
今後スマホの普及と共にパソコン用のカードが絶滅してしまうのだろうか?そうであればいまのうちにこのカードを買いだめしておかないと、壊れたときにふだんの仕事にも影響が出てしまう。他のメーカで私の希望に添うような製品があれば良いのだが・・・