昨日「山下達郎 Maniac Tour 神戸公演」に行ってきた。Maniacとあるのは、これまでのコンサートと違ってふだんはステージに掛からない日陰の曲に光を当ててみようという企画だ。ここ数年のツアーでやってた「名曲」「定番曲」は一切しないからそのつもりで！という冒頭の挨拶(^^;) なんでも一番新しいのでも10数年前、古いのだと30年以上ステージで演奏したことがない曲ばかりだということなのでワクワク！
ところで入場時には個人認証があり、チケットに記載された名前を証明する書類を見せろと言われる。そこを通過するとこのようなリストバンドを付けてもらう。最近問題になっているチケットの転売問題に関する解決方法として導入されたものらしい。書類審査がパスすればそれで良いかと思うが、いったんパスした人が一時退出して入場する際の認証を簡便化するためか？決して達郎が言い出したシステムではないらしいが世知辛い世の中だ。
神戸国際会館の3階席の最前列。下に落ちそうで恐い(^^;) まあ立たなくても良いだろうからありがたいことだ。
さて冒頭の挨拶でもあったように、アルバムに収録されてても達郎自身も一度もステージで演奏したことが無いという曲もかかった。ただ車に積んだ達郎集をいつも聞いてる私にしてみれば、馴染みのない曲はほとんどないので特にマニアックという印象は無かった(^^;)
達郎も客席からどんな反応が返ってくるのか恐る恐るやってきたとのことだったが、神戸公演がツアー全体の終盤ということもありのびのびとした演奏で安心して聞いていられる。さすがにギターのカッティングはキレキレだ。また最近MCがどんどん長くなってきて、関西のコテコテ客に対してのいじり方も堂に入ってきて会場のオバチャンとのやり取りも楽しかった（笑）
ドラムスの小笠原拓海、なかなかシェアーでタイトですんばらしい～
開演30分前になって買ってないことを思いだした恒例のクラッカー、100均ショップに買いに走る(^^;)
コンサートも終盤になり、せっかく買ってきたクラッカーが無駄になってしまうのか？？と心配してたらお馴染みのイントロが始まり会場大興奮！そのせいか歌詞の1番で早々と鳴らしてしまう人が続出して、ちょうど甲子園で7回表の相手の攻撃の時にジェット風船を飛ばしてしまうが如き（笑）さすがに「それはフライング！」と達郎から注意を受ける(^^;)
達郎曰く、「毎度お願いしてることだが、これからも公演を楽しみにしてる人がたくさんおられる。ブログ等でセットリストをずらずら書かないで欲しい。」とのこと。
「セットリストは書いたらだめだけど、クラッカー持って来てねとは書いてください！」ということなので皆さん忘れず持参しましょう～
楽しかったコンサートも終わり、大挙して出口へ向かうのはやはり似たような世代ばかり。結局3時間を大幅に超えてのコンサート、達郎も還暦を過ぎたというのに最後まで客席を楽しませようという努力と工夫には頭が下がる思いである。来年は達郎デビュー40周年ということで、今年よりももっとたくさんの会場を回ります！だそうだ。私もファン歴35年くらい、お互い頑張りましょう～
なお私が好きなもう一人、竹内まりやも30数年ぶりにコンサートが開かれる。達郎と彼らのバンドも参加するようなことを言っていた。何とかそちらも当選したいものだ！
