元町映画館は客席60くらいというとても小さな映画館である。今週限りで終わってしまうこの映画のタイトルに惹かれて見に行った。以前勉強したハプスブルグと今勉強中のオスマントルコの戦いなら見に行かないわけにはいかない。さらにタイトルの「運命の日」が9月11日だそうで、見に行くべき運命を感じる(笑)
オスマントルコが中央ヨーロッパへどんどん侵入してきてウイーンを包囲した戦いの物語である。ハプスブルグ家がウイーンで宮廷の浮かれた贅沢三昧の生活をしていたのが、真剣なトルコの大軍との対比で面白おかしく描いてある。
なんとなく軍師官兵衛的な物語になって結果的には奇跡的に撃退に成功する。戦闘シーンはハリウッドの豪華CGとは比べものにならないが、CGが少ない分だけ人力で一生懸命にやってる感じは伝わってくる(^^;) 期待したほど面白い映画ではなかったけれど、歴史の流れがよくわかって勉強になったかな。
評価:★★