盆休みには神戸–羽田–稚内へ。主目的は買ったばかりのシグマDP2クアトロの撮影旅行である。途中、富士山がくっきり見えてありがたい!
稚内に着いてレンタカーでノシャップ岬へ。さっそく最果て感を実感する。
灯台をクアトロとX-E2と撮り比べてみる。クアトロはvivid、X-E2はヴェルビアですべてjpegで加工無しである。やはりシグマの青空はvividではちょっとクセのある色になってしまうようだ。またX-E2の青空は独特の青みがあって、これはこれで風景写真としてよろしいのではないか?
さて問題の解像度であるが、上記の下の方を等倍で切り取ってみた。
DP2クアトロ
X-E2
レンズ倍率が多少異なるが、クアトロのテトラポッドには赤みがかった偽色が乗っているようだ。解像度も思ったほよろしくないか、もしくはメリルに負けてる??ちょっとガッカリ。
ノシャップ岬を越えて海岸沿いの道を南下していく。ここが噂に聞く「まっすぐな北海道らしい道」か。確かに観光のトップシーズンというのに前後ともクルマがいないので真っ直ぐ感は尋常では無い。
サロベツ原野に着いた。やや曇りがちでクアトロが不利な条件である。
花のシーズンは盛りを過ぎてるようで残念。しかしこちらもまったく客がいない。お盆なのに渋滞無し、客無しというとってもありがたい北海道!
サロベツ後にしてまた稚内へ戻る。途中には「無事カエルロード」というのがあって、道沿いに手作りのモニュメントがあちこちに置いてある。
ポルポル乗りの習性として、カエルを見たら撮らずにおれない(笑) なぜかミッキーやしまじろうも参戦(^^;)
稚内のシンボル、北防波堤ドーム。夜になると単車のおにいちゃんたちがドームの下でキャンプをしてるようだ。
某ガイドブックに寄れば「ゴシック建築を模した」と書いてあるが、屋根から柱に架けてのリブは交叉ヴォールトのようにも見えないことは無いが、柱の様式が決定的に違うのでちょっとこの説明はいかがなものか・・ 西洋建築柱評論家としては異議あり(笑)
ずっと前に行ったモンサンミシェル
ルーアンの大聖堂
両者とも典型的なゴシックだが、ゴシックのキモは「できるだけ重量感を感じさせずにふわ~飛翔するイメージ」である。そのために柱はまるまるその太さを表面に出さないようにするために、何本もの細い柱が集合したように見せて実際の柱の太さを覆い隠してるのが特徴である。
ウンチクはこのくらいにして明日は利尻島だ~