コートジボアール戦でボロボロになった日本代表がどれくらいやってくれるのか、とても興味のある試合であった。
立ち上がり～前半は前回とはうってかわって攻撃的な姿勢が出ていてなかなか良かった。香川を外して大久保を先発させたのもよく効いていて、自分だけでもゴリゴリと侵入していく大久保を見てとても頼もしく思えた。FKをもらったのは彼が一番多かったのではないか？
ただしいくらポゼッションが良くても、ボールが回ってきてから次に渡す受け手を探すシーンが目立ち、ワンテンポツーテンポ遅れての攻めになって効果的ではなかった。ボールをもらう前に、次に誰に出すかを探しておかないと！（サッカー教室でいつも言われてることだ(^^;)
ギリシャに退場者が出て数的優位になった後半。ポゼッションが優位なのは前半と同じだが、ペナルティエリアの外くらいまではするすると行けるのに、そこから先が上手くいかない。その原因は2つ考えられる。
1.アタマが悪い(^^;)
もともとギリシャの方が平均身長が高いので、空中戦では不利になるのは誰が見てもわかること。ところが、サイドをせっかくえぐってもそこから供給されるクロスはすべて浮き球なので、ことごとく跳ね返されてしまいまったく意味無し芳一だ。2-3本入れてみてダメだとわかったら、早々に速いグラウンダーのクロスに切り替えれば良かったのにアタマが悪い？ 戦犯は長友・・・
2.迷ったらパス
後半から出てきた香川、彼に求められるのはパスではなくて自分の足技で切り裂くことであったはず。にもかかわらずあいかわらず弱気で、自分で切り込むシーンがほとんどなかった。目の前に敵が現れるとすぐに本田や長友にパス。これでは局面が打開できないのは当たり前。戦犯はやはり香川・・・
ということで勝てる気配を感じさせてくれただけに、引き分けになってしまったのは隔靴掻痒感だけが募る。この戦い方をしてたら、コートジボワールに勝てていたかも知れないが。
もう予選突破は無理だろうが、なんとかコロンビアに対して1点くらい取って欲しい。次も香川無しで構わない(^^;)
