難聴のおばあちゃんも結婚式を楽しみたいが・・

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姉の娘さんがめでたく御結婚!ということで御祝いを持って行った。田舎の家なので、結納や御祝いには古い慣習が未だに残っているので作法が難しい(^^;)

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親戚が御祝いを持ち寄って賑やかに歓談。ちなみに中央の男女の人形は、こちらの地方では「じょうとんば」と言う。元は「尉と姥 じょうとうば」である。

結婚式で良く出てくる「♪たかさごや~」という謡曲は、わが小野市のすぐ近所にある「高砂市」が発祥の地。

http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/7,1947,85,html

夫婦が結婚して互いにおじいちゃんおばあちゃんになるまで末永く一緒に・・という意味を込めている。

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ほげほげ初登場の私の実母。今日がちょうど誕生日で85才を迎えた。足腰も頭脳も視力もまだまだ達者である。

しかし、悲しいかな難聴がひどくなってしまい、賑やかな会話の中に入ることが出来ずとても気の毒である。私も仕事で難聴の方と多く接しているが、難聴が高度になると耳元で大きく言ってもうまく聞こえない。そして最後に残るコミュニケーションは筆談しかない。姉が「みんなが喋ったことを逐次テキストにしてタラタラ~っとテロップを流してくれるような卓上ディスプレイがあればいいのに」とアイデアを出したが、そんなものはまだ市販されていないだろうし。

そこでせっかくの孫の結婚式、なんとかスピーチや雰囲気を伝えてあげることができないかと考えてタブレットを活用してみることを思いついた。

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使うのは一番軽い8.9インチのKindle fireHDXである。iPadよりも面積は小さいが軽いのは何よりも武器になる。筆談用に何かいいアプリはないかと探したところ、サムソンのGalaxy Noteにも入っていた手書き認識ソフト「7 notes」に辿り着いた。結婚式は暗い状況も多いし、両手でキーを打つよりも手書き入力がベターではないかと。

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実際に指で書いてみる。

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表示エリアのフォントを一番大きくしておばあちゃんでも読みやすいように設定。かなり変換精度も高いのでありがたい。

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さすがに関西弁には対応してなかった(笑)

当日はカメラ係としても忙しいと思うが、日頃鍛えたITスキルをおばあちゃんに還元できたら・・・と思う今日この頃。