ちょうど一年前に書いた記事がこちら。
HDMI入力レコーダ HVE-701 https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=6089
これは手術顕微鏡に取り付けたミラーレスデジカメNEX5RのHDMI出力をなんとか録画してみようと買ったHDMI入力のレコーダである。これまで頑張ってくれたが最近少し調子が悪い。そんなおり、新しい機種を発見したのでポチってみた。
AVerMedia ゲームレコーダーHD II AVT-C285
http://www.ask-corp.jp/products/avermedia-technologies/game-capture/avt-c285.html
もともとこの機種が開発された目的はこの箱の絵にあるように、「プレステ等のゲーム画面をHDMIから動画でキャプチャしてyoutube等へアップロードする」というごく娯楽ユースに振った製品である(^^;) 目的はなんであれ、HDMIからの入力を受け付けてくれればそれでよい。
小さな本体とリモコンが付属していた。
非常にシンプルな前面。電源、録画のスイッチしかない。
背面 ゲーム機からの出力を受け入れるコンポーネント端子とHDMI。
録画メディアとして外部のUSB接続HDDでもいいし、内部に2.5インチのHDDを内蔵できる。
早速取り付けてみたところ、良い感じで録画できた。これまでのHVE-701と比べてずっと優れているのは、このレコーダからのHDMI出力がほとんど遅延がないことである。HVE-701では1秒近く遅延があったため、レコーダに液晶モニタをつないだら実際の手術の様子から遅れすぎて使い物にならなかった。そのためカメラからの映像をいったん分岐させてレコーダとモニタを分けていたのだった。
今回のはほとんど遅延がない。さすがゲーム専用として開発されただけのことはある。ゲームで画面が遅延してたら誰も買わないもんね・・・
ということでHDMIレコーダをお探しの方にはお勧めする製品である。