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日曜に「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見てきた。同じ映画館の中では一番人気だった。ちょっと意外(^^;)
あらすじは御存知の通りだが、大きく分けて以下の4つから成り立っていた。
1.キムタクがヤマトに乗り込むまで
2.ヤマト発進~イスカンダルまで
3.イスカンダル(ガミラス)での戦闘
4.地球への帰還
さてもともとのアニメ「宇宙戦艦ヤマト」は私が中学~高校生の頃に始まった。当時私は熱狂的なファンだったので、ひとりで勝手に「ヤマトファンクラブ小野高校支部」を立ち上げ、ヤマトの事務局に公認してもらったほどである(笑) そんな私が映画に望んでいたのはやはり知力を尽くした戦闘シーンだった。ところがこの映画はどちらかというと「ラブロマンス」に軸足がずれてしまっていてどうも隔靴掻痒の感がある。キムタク+黒木メイサなのでそれも仕方がないのだろうが・・・
キムタクを重視するあまり、キムタク(古代進)関係のエピソードを詰め込みすぎた。そのため上記の1.のパートが長すぎ~ そのあおりを食って大事な2.の部分が省略されてしまったのはいただけない。個人的に「反射衛星砲」を見たかったのにな~ このエピソードがなかったため今回の第三艦橋は犬死にである(笑)
以下ネタバレにならない程度に具体的に紹介。
良かった点:干からびた海底から緊急発進していく姿。さすがにCGの本領発揮である。
気になった点:いっぱい(笑)
1.戦闘服はヘルメット着用するために首に金属のリングがあり、首とヘルメットとの気密を保つようになっているはずだが、キムタクも黒木メイサ(上記写真参照)もロン毛である。さあこれから発進!というときには、絶対ロン毛が金属リングにからまってロックできないはずだ~
2.操舵している島航海長は、波動砲を撃つときに操舵を古代にまかせる。島が「渡した」と言って舵輪から手を放すと船体が一瞬震えていかにも古代が操舵しているというイメージを出していた。ところが終盤になって島と古代が立って言い争うシーンがあり、このときもちろん島は舵輪を握っていなかった。古代に説得された島は一度航海長の席に着いた後、ほんの数秒舵輪を握って「渡した」という。するとまたもやブルっと震えるのだが、あんまし意味がないような気がする・・・
3.映画が終わり出口へ歩いてる最中に2人の女子高生が話をしていた。
「エンドロールの所で黒木メイサが小さい子供を連れとったやろ。あれはひょっとして?」
「そらキムタクの子供やろ~」
「え、ということはあのほんの一瞬でか??」
「そうそう、戦争しとるっちゅーのに、やることやっとるんやな~ ふふふ」
「ふふふ」
最近の女子高生は侮れない(笑)
採点:75点