朝早くにホテルを出てフィレンツェの街並みを歩く。アスファルトと違って石畳は光線の具合で何とも魅力的に写る。
歩いて行く道中にある公式ストア、ついつい写真を撮ってしまう(^^;)
目的地はウフィツィ美術館だ。我々が着いたときには開館を待つ長蛇の列が出来ていた。しかしこの向こうに見える大勢の客は個人客、我々は5名と言えども団体客なので団体枠の最前列に並ぶ。ウッシッシ
ここからの館内はめくるめく美術品の数々だが撮影禁止(T_T)
撮影できるのは廊下の窓から見た美術館の中庭と・・・
朝陽が当たるヴェッキオ橋くらいだ。
この美術館の目玉は
http://www.amoitalia.com/firenze/galleria_uffizi.html
ボッテチェリの「プリマヴェーラ」「ヴィーナス誕生」、ダヴィンチの「受胎告知」が有名なので、絵の間には大勢の客が。
今回私のお気に入りは、カラヴァッジョ「メデューサの首」である。見ていて何となく楽しい(^^;)
さて美術鑑賞を終えて屋上のテラスレンストランに上がった。ヴェッキオ宮殿のアルノルフォの塔が見える。あそこに上がってみたいが時間が無い・・・
せっかくなのでまたカメラ比較。
さてこのテラスからは眺めが良いはずだが、壁が高くて残念。
わずかにクーポラがのぞくのみである。
美術館を出るとオート三輪発見。懐かしい~
ヴェッキオ宮殿の内部に入る。団体様専用の秘密の小部屋ツアー。窓一つ無い空間を書斎として使っていたらしい。壮麗だが息苦しそう・・・
こちらは500人大広間。柱がない大きな空間だ。
天井は釣り天井になっており、天井画を一枚ずつ交換することも可能。
屋根裏部屋も見学させてもらう。ラッキー
ここからだとクーポラもバッチリ。
これがメディチ家の紋章。 盾に付いてる丸い玉は丸薬か?とも言われているがよくわからないらしい。
何気なく立ってるだけに絵になるイタリア人・・・
駆け足でフィレンツェをめぐり、これから列車に乗ってローマに向かう。
駅構内に入っても切符の改札口は無く、誰でも乗り放題なのには驚いた。
一箇所だけ、コインを入れる改札口発見。ここは有料トイレだった(^^;) 1ユーロ入れるとガラス戸が開く。こんなところにお金を掛けなくてもいいと思うが・・・
終点はナポリらしい。行ってみたい~
無事にローマのテルミニ駅に到着。添乗員さんから、荷物や財布に厳重注意!と号令が掛かり、緊張が走る(^^;)
ホテルに寄らずにそのままヴァチカン観光へ。すでに観光客の行列でえらいことに・・・
左側の列は個人客、えんえんと2時間以上並ばされるらしい。我々はいつものように行列の横をスイスイ先頭へ~
ようやくサンピエトロ大聖堂にご対面!
館内も人だらけ・・・ 天井に見えるのは素晴らしいレリーフの彫刻かと思ったら、
立体的に書いた二次元のだまし絵らしい。すごい~
ラファエロ「聖ペテロの解放」 最初見たときには本当に鉄格子があってその奥に絵が飾ってあるのかと思った!
とうとう出会えたラファエロ「アテネの学堂」 この絵を見るのを夢見ていたので、まるで遠足に行く学童の気分!(^^;)
これがコンクラーベにいつもテレビに出てくるサンピエトロ広場か!
大聖堂内部。このサーチライトみたいな写真が撮りたかったんやー!
ミケランジェロ「ピエタ」 ガラス越しのご対面。
巨大な天蓋。ベルニーニ作。 通常の露出ではよく分からないが・・・
素晴らしい設計だ! DP1Mでも頑張ってみる。 ミケランジェロがデザインしたというスイス衛兵の制服。
オベリスク。飛行沖の中で読んだダンブラウンの「天使と悪魔」は、このオベリスクとベルニーニが大きなキーワードである。
さて午前がウフィツィ美術館、午後がヴァチカンと超ハードスケジュールで疲れたが、今日は少しおめかししてのディナー。なんとレストランは、「ホテル・ベルニーニ」である。
最上階の「オリンポ」というテラスレストランだ。
真正面にサンピエトロ大聖堂を見ながら、サンセットディナー。素晴らしい~
嫁はんに撮ってもらったら案の定こんな写真に(^^;)
レストランの隣、道を挟んだ向こうにはバルベリーニ美術館。
我々の真正面のカップル、急に男性が立ち上がったと思ったら、女性の手に指輪をはめていた!こんなロマンチックな場所でプロポーズか!?当然このあとこの席で二人は抱き合っていた(^^;)
こうしてローマの夜は更けていく・・・・