小学校の頃に図書館で「コンチキ号の冒険」という本のタイトルは見て名前だけは知っていたが、まさか実話だとは知らなかった(^^;)
スウェーデンの生物学者がポリネシアの小さな島に10年間住んでみて、これまで定説とされていた「ポリネシア人の起源は西からきたアジア人」を覆し、「東から来たペルー人」だという仮説に辿り着いた。
誰も信じてくれないので、実際に当時と同じ筏を作ってペルーから風まかせ・波まかせでポリネシアに着くかやってみよう!という命がけの壮大な実験である。
春に見た「ライフオブパイ トラと漂流した227日」とかぶる部分が多い。
https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=6185
だいたい漂流モノで予想出来るトラブルは、「嵐で船が壊れる」「サメの大群が襲ってくる」だが、やはり今回も王道を行くストーリーである(笑)
トラの映画はどちらかというとファンタジーに振ったストーリーだったが、こちらはドキュメンタリーに振った映画である。一番ハラハラしたのはサメの部分、迫力満点で思わず自分の脚を引っ込めそうになった。これがすべてCGとは思えないほどのリアルさである。「ジョーズ」の頃からの隔世の進歩にはただただビックリ。
北欧出身の俳優が多く、金髪イケメン多し! ただ日本人からするとみんな同じような顔に見えてストーリーを追うのにちょっと妨げになるな・・・(^^;)
評価:★★★★