先月から日本にやってきたシルクドソレイユのマイケルジャクソン イモータルワールドツアーに行ってきた。10年ほど前に大阪でシルクドソレイユを見て以来、大ファンになったので高い入場券を予約していたのだ~
会場の大阪城ホールはほぼ満員だ。アリーナではなくスタンド席から見ることになりラッキー。
公式サイトはこちら。
ダイハツプリゼンツということでこんな車も。
さて公演の内容だが、マイケルの数々の曲をバックにサーカス団が暴れまくり! を期待してたら大違い(^^;)
シルクドソレイユ特有の前衛的な(わけのわからない?)衣装を着たダンサーが踊り、ほんのごくわずかにサーカステイストを交えたもの。子供を大切にしよう!地球を大切にしよう!というメッセージ色も多く、どこかのオリンピックの開会式を彷彿とさせる内容で、なんだかなーという感じ。
さすがに「Beat It」や「Thriller」といったメジャー曲ではマイケルのMTVに近いイメージで仕上げてあったので我々も楽しむことができ会場も盛り上がったが、それ以外の曲では会場もやや冷めた雰囲気と感じたのは私だけか?
冷めてしまった理由を考えてみた。今回のステージはサーカス色が極めて薄く、一般的なダンス仕立てにしてあったので体育会系のシルクドソレイユが演じる必然性がかなり薄いと言えよう。さすがに一流のダンサーに仕立ててあるのだろうが、ダンスが本職のダンサー集団と比べて微妙にダンスの切れが悪い。ましてやマイケルのような超人的なダンスを期待出来るはずも無く・・・ またステージ上には常に5人以上が踊ってるわけだが、誰が主役というわけでも無いのでどこを見ていいのかよくわからないので何となく注意散漫(^^;)
そんな中、意表を突く演出があった。ここから先、来週見る予定の人は読まないで下さい(^^;)
「Beat It」の有名なギターソロのパートは、オリジナルのバンヘイレンやオリアンティがしびれるようなギターテクを聴かせてくれるが、今回はなんとビキニ姿の美女がこのパートをエレキチェロで激しく弾きまくり!こえがなんともカッコイイ!この公演での唯一の見せ場と言っても過言ではない(^^;)
少々高いチケットではあったが、出演した人数、演出の派手さを考えたらこれくらいの値段はするわな・・・