業務用の留守録装置

長い休みを取るときには仕事用の電話は留守番電話モードにしている。 事前に「今日はお休み、○月○日からまた営業するのでよろしくね」という内容の自作メッセージを録音しておいて休み期間中は留守録モードにしておくのだが、一般的な家庭用電話機ではイマイチ上手くいかないことが多い。

というのも通話録音時間には上限があるため、休みの間に掛かってきた電話をすべて留守録モードで録音することは不可能だ。ならば1通話当たりの録音時間を短くすれば解決するかというと今度は全体の件数が99件以下というような制限がついてくる。録音時間や録音件数が上限を超えたとき、ほとんどの家庭用の電話機はモード切り替わってしまい、個人的に吹き込んだ自作メッセージでは無く「ただいま留守にしております。ご用件の方は・・・」というデフォルトの伝言になってしまうのだ。また応答専用モードを持つ留守録機も存在するが、このモードではなぜか自作メッセージを使えないというジレンマが生じる。

そうすると電話をかけてきたお客さんには当方が休んでることは伝わらなくなってしまい、いつ電話掛けてもつながらない、なんでやねん!と怒られてしまうことになる。上限を超えても自作メッセージを流してくれる電話機を探してみたが見つからなかった。

そんな中、応答専用メッセージを流してくれるデバイスを発見。

AT-D300   http://www.takacom.co.jp/product/02/atd300.html

MG_6864

もともとは留守録デバイスだが、自作メッセージを応答専用に固定出来るというその一点の機能のためだけに買った。

マイク、スピーカー、再生/停止という必要最小限のボタンしかない。

MG_6865

裏面は電源アダプタとモジュラージャック。実際の運用は壁からのモジュラージャックを二股にしてこのデバイスと通常の電話を二股ジャックに差し込んで使うようだ。

試しに私の声で吹き込んで実験してみたらばっちりだった。これで長く休んでも構わない?(^^;)