NEX-5Rを顕微鏡用のカメラに使用するというプロジェクトも、デジタルのまま録画できることになりほぼ完成に近付いてきた。ところが唯一残るのは、別室でそのカメラ画像を見ることができなくなったことだ。顕微鏡のある手術室とそれをモニターする部屋との距離は、直線距離にして10mちょっと、実際のケーブルは20mくらいである。以前まで使っていたアナログカメラによるコンポジット端子を使用する映像ではそこそこ見えていたのだが、HDMIをアナログに変換したアナログ画像では、うっすらとしかわからず五里霧中のような画像になってしまったのだった。やはりHDMIをアナログに変換してもこれまでのアナログ信号とはだいぶ異なるようだ。
なんとかHDMIを延長できないものか?ネットでいろいろ調べてみたら、HDMIケーブルの長さは5m以上は推奨されないとのこと。その代替案として
・無線で飛ばす
・途中に増幅器を入れる
・LANに乗るような信号に変換し、途中は有線LANのケーブルを使う
・長尺用のHDMIケーブルを使う
などがあるらしい。いろいろ考えた結果、素直に長尺用のケーブルを使って屋根裏に配線することにした。上記の写真はその延長用のケーブルである。20mで1万円ちょっと。意外とリーゾナボーな値段で良かった!
買ったのは「ケーブルダイレクト」
http://www.cabling-ol.net/cabledirect/
また壁面取り付け用にはこの中継コネクタも一緒に注文。1500円。
電気屋さんに配線をお願いして出来上がったのがこちら。右側のコネクタはこれまで使っていたアナログ用のもの。
またもしもこの長尺ケーブルでだめだった場合に備えて、LANケーブルも一緒に増設してもらった。
そして顕微鏡で双葉なめこを映してみると・・・・