まずパイとはお菓子のパイではなく、3.14の円周率のパイのことであり、主人公の少年のニックネームである。 彼の乗った船が嵐で沈没し、救命ボートに彼と動物園のトラとが一緒になって漂流するという話である。途中で何だか人の顔が変な感じ?と思ったら、CGで作った人間と本物の俳優とがかなりシームレスに撮影されていて驚いた。たぶんトラはフルCGだろうがすごくリアルである。
またこの映画の特筆すべき所は、CGも3Dもこれみよがしにゴリゴリと表現するのではなく、自然界の神秘的な美しさを表現することに使われてることだ。「アバター」のジャングルの表現も素晴らしかったが、こちらのほうがよりナチュラルな感じでとても好感が持てる。
ただ船に乗って漂流してるだけなので、展開のネタとしては、腹減った、嵐が来た等、およそ想像が付いてしまうのがつらいところ(^^;) 期待してたわりには最後のどんでん返しもちょっとイマイチ・・・
ということでストーリーよりも映像美を楽しむ映画と言えよう。こんな美しい光景が見られるのなら、いっぺん漂流してみたい気もする(笑)
評価:★★★
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★ 金返せ
★★ マニアな人のみ見て下さい
★★★ 何度も寝ましたがまあまあ
★★★★ なかなかエエんちゃうん!
★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!