デンゼル・ワシントン主演の「フライト」を観てきた。突然故障して急降下する旅客機を背面飛行で立て直して乗客を救った英雄、ただし彼はアル中だったので責められることになる・・・というあらすじである。
飛行中のシーンはかなり迫力がある。背面飛行のシーンは実際にセットを作って乗客を入れ本当にひっくり返して撮影したらしい(@_@) このシーンを見たら、たとえトイレに行くわずかな間でもシートベルトを外すのが恐くなるであろう。ましてやエコノミー症候群の予防のために機内を歩き回るなんてとんでもないことだというのがよくわかる(^^;)
http://www.youtube.com/watch?v=iGokPMhWDY8&feature=player_embedded
しかし急降下するのを背面飛行にしたらなんで立て直せるのかよくわからなかったが、終盤に来て初めて解説してくれて、ああなるほどと納得。すぐに飛行理論を理解できないようではまだまだ修行が足りんな・・・
さてこの映画のハイライトはこの飛行シーンだと思うが、映画のごく始めのほうでこのシーンが出てきてしまうので、映画の残り4/5くらいはもっぱら墜落後の我が身の保身の話になってしまう。また映画のCMで「衝撃のラストシーン!」という宣伝文句があったので期待していたけれど拍子抜けの終わり方になってしまったのは残念。とてもハリウッド的な終わり方という感じだ。
デンゼル・ワシントンは好きな俳優の一人で、1995年の原潜の映画「クリムゾン・タイド」で初めて彼を観てからずっと注目しているが、今回の映画はちょっとイマイチかな・・・
評価:★★
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★ 金返せ
★★ マニアな人のみ見て下さい
★★★ 何度も寝ましたがまあまあ
★★★★ なかなかエエんちゃうん!
★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!