DP2 Merrill でモバイルバッテリーを使う 後編

MG_6804さてとうとう実験タイムがやって来た。使うのはパナソニックのモバイルバッテリ。

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ずっしりと重みがあり(150g)、容量が5400mAh。

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純正バッテリは1250mAh。単純計算では4.3倍の容量と言うことになる。純正バッテリでは80~100枚が限度なので計算ではフル充電で400~500枚という予想だ。

テストはDP2Mのシャッターのモードを「インターバル」にして15秒間隔で連続撮影を行った。この間は裏面の液晶モニタもずっと点灯したままという過酷な条件である。シャッター回数は連続99回までしか指定出来ないため、99回撮り終えるたびに再度同じ事を繰り返した。

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このモバイルバッテリにはLEDがついていて、残量に伴って色が オレンジ と変化していく。

緑がオレンジに変わったのはおよそ300枚撮り終えた頃。やるな!! 同じくオレンジから赤に変わったのは600枚。そしてバッテリが息絶えたのは900枚。すんばらし~! どうせDP2Mで撮影出来る条件は明るい晴れてる間だけという限定された時に限られるので、900枚も撮れるのなら1回の旅行でモバイルバッテリを充電する必要は無さそうだ。

ただし問題は、モバイルバッテリ自体のスイッチは電子的なスイッチであり、バッテリに繋がった相手の機器に対しての充電が終わったと認識すると勝手にバッテリの電源が落ちてしまうのだ。 今回のような使用状況ではカメラがスリープモードに入ってしまうと、バッテリも充電終了と勘違いして電源が落ちてしまった。なのでカメラを復帰させるにはそのたびにバッテリをONにするスイッチを押さないといけないのが面倒である。DP2Mで速写することは考えられないのでたぶん問題ないだろうが・・。