今週から始まった映画「プロメテウス」 あまり事前情報を収集せずに観てきた。
あらすじは、古代の壁画を発掘していたら人類の祖先が遠い惑星に存在する可能性が出てきたため、プロメテウス号を派遣して調査することになった。2年もの間人工睡眠を行い、目的地に着いたら下着姿の女性が腕立て伏せをする・・・というのはまったく映画「エイリアン」のシガニー・ウィーバーである。アンドロイド(スマホではない(^^;)が乗船してるのもまったく同じパターンである。
現地で調査していたら、あんなものやこんなものが出てきて、乗組員が次第に・・・というのも「エイリアン」と同じパターンである。いちお初代「エイリアン」の前の段階の話であり、人類の祖先を捜す旅・・・という設定らしいが、そういう大げさな使命感を持って映画を見ると期待はずれに終わる。「何か隠された答えがあるのではないか?」と思って観ると答えのないクイズに頭が混乱してしまうので、単にハラハラドキドキの映画として楽しむ方が良いだろう。ひょっとして、私の読解力が足りないせいで答えが分からないだけかも知れないが(^^;)
さて今回の映画の中で、本筋とは余り関係ないがかなりショッキングがシーンがあった。ねたばれになるといけないので専門用語で書くと、corneaからニョロニョロ、そしてabdomenでのUFOキャッチャーである(^^;) 医療関係者の方にはこのシーンを楽しんで貰いたいが、妊婦さんは観ないほうがよろしいかと・・・ もしこのシーンがなければ評価の星一つ減っていたというくらいエグいシーンだ(^^;)
そして終盤近く、見たことのあるシーンが出てくる。ああそうだったのかと。我々の世代だと映画「エイリアン」をリアルタイムで見てるし、テレビの再放送も何度も見てるのでそのシーンが出てきたらすぐそれとわかるだろう。若い世代の方は初代「エイリアン」を見てから映画館に行かれた方が楽しめると思う。
評価:★★★★
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★ 金返せ
★★ マニアな人のみ見て下さい
★★★ 何度も寝ましたがまあまあ
★★★★ なかなかエエんちゃうん!
★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!
ところでこの映画は3Dであったが、今回の眼鏡は単なる偏光レンズだけという最もシンプルなシステムであった。数年前に同じ映画館で「アバター」を見たときには、スクリーンからの信号で眼鏡のシャッターを高速に切り替えるというハイテクシステムだったのだが・・・
理論的にはそのハイテクシステムのほうが3D効果が大きいはずだが、何しろバッテリや電子回路内蔵眼鏡だったので重くて掛けてるのが辛くなった記憶がある。今回のはめっちゃ軽いのでこれでもええか~という気になってきた。というか3D映画は総じて2Dで見た方が良いような気もするのだが・・・
補足
職場では立体的に見えるかどうかの検査にこの手の偏光眼鏡を使用する。検査用の眼鏡がときどき壊れるので、この眼鏡で代用できるか試して見たらでんでん立体的に見えない~ やっぱりタダで配るような眼鏡では偏光効果が少ないものと思われる!