どこの政党を支持するとか、どこのアイドルグループが嫌いかとかはまったく関係なく、単に理論的におかしくないのか？という観点で書いた文章ですので誤解無きよう。
その1
政党内で意見の分かれる人がいる。昔なら親分の鶴の一声で右にならえだったが、今や子分のワガママも通る時代。たとえ同じ政党であっても、いろんな法案において完璧に全員が同じ意見など本来あり得ないはずだ。親分が出したA法案は賛成だけどB法案は反対・・・これは自然なことであろう。これを無理矢理ひとくくりにしようとするから軋みが出てくるわけで、果たして「政党」というものが必要なのだろうかと思ってしまう。今回の件で民主党が二つに分裂したところで、一つ一つの政党が小さくなって単独では過半数を取れないことには変わりは無い。すると別の政党としぶしぶ組まざるを得ず、同じ政党でも意見が分かれるのに別の政党と組んだら遅かれ早かれ喧嘩別れになることはこれまでの歴史が物語っている。
今の政治家は、誰と組むか？しか念頭になく、本来必要の無い作業に無駄なパワーを費やしてしまっている。それならいっそ政党を全部解体して、各議員はどこに所属することもなく各法案毎に議員一人ずつが各自の意志で多数決に投票すればよい。出来の悪い議員は政党の親分が決めた方針に従ってるだけで自分の頭で考える必要が無くラクチンだったけど、政党を解体するとすべて自分で考えないとイケない。このシステムのほうが議員自身の勉強になると思うのだけどな～ 国会での質問や内閣の構成など政党主体で考えてある今の制度では無理だろうけど。それが一番ムダなエネルギーを浪費しない策であろう。 海外に政党のない国はないのかな？
その2
某国民的人気アイドルグループの構成員が恋愛問題で中央から地方の部隊へ左遷されるらしい。問題行動であるなら即日左遷すべきであるのに、「○月○日に中央部隊でのお別れ公演をしま～す」らしい。中央での仕事が許されるのなら左遷する必要が無いし、左遷しないといけないのなら中央での仕事は許されない。ここの幹部の考え方がまったく理解できない！ もうじき行われる「たかが」ジャンケン大会のために武道館を貸し切りにするとは、政治家だけでなく日本国民もおかしくなってきているのか、嗚呼。