映画「ネイビーシールズ」

先週公開されたばかりの「ネイビーシールズ」を予備知識無しで見てきた。20年くらい昔にチャーリーシーン主演の「ネイビーシールズ」もあったが、これとは比べものにならないほどの完成度。臨場感がスゴい。最近の戦争映画では「ハートロッカー」が生々しい雰囲気だったが、それをさらに上回るものがある!

ネイビーシールズ(NAVY SEALs)は、御存知の方も多いと思うが海軍精鋭の特殊部隊である。

Sea Air Land の略称で、水中だけで無く陸上、空挺の任務もこなす水陸空の万能兵士達である。映画では対テロとしての人質救出、テロ犯確保、工場制圧などいろんなミッションをこなしていく。

見終わって初めて知ったのだが、出演してるのは本物の隊員たち、さらに使用しているのも本物の火器ということでCGでは出せないリアリティで満腹になる~

私も少々の軍事オタクのつもりだったが、使用している火器が少しずつモデファイしてあるその差異がよくわからず悔しかった(^^;) 火器マニアの方は必見である!とにかくハラハラドキドキの連続で気を休める暇も無い!

ちょっと驚いたのは潜入作戦で桟橋に立つ歩哨を密かに狙撃するとき。単に狙撃するだけでは、その歩哨が水に落ちて大きな音がしてしまう。ではどうすればいいのか?なるほど~!と思う作戦に思わず拍手しそうになる。そういう細かい設定、なんと作家トムクランシーが強力しているらしい。「レッドオクトーバーを追え」「レッドストームライジング」を読んでから、彼の小説をほとんど読破してる私には嬉しい限り。

こういった戦争映画ではほとんどのハリウッド映画で、「敵をやっつけたラストシーンで主要人物達が横一線で向こうからこちらへ歩いてくる・・・」という終わり方が多いが、今回は決してそんなことはなくやはり現実には死傷者も出るのだと淡々と終わってるのもまたよろしい。

なお原題は「Act of Valour」、このvalourという言葉は初めて聞いた言葉だ。調べてみると「特に戦闘における勇気」という意味らしい。勉強になるなー

オタッキーな方は大満足、そうでない方もそれなりに楽しめる映画である。

評価:★★★★★

(ただし脚本が素晴らしいということではなく、それぞれの戦闘場面が素晴らしいということで(^^;)

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★  金返せ

★★ マニアな人のみ見て下さい

★★★ 何度も寝ましたがまあまあ

★★★★ なかなかエエんちゃうん!

★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!