映画「アーティスト」

少し前に映画「アーティスト」を観てきた。アカデミー賞を取ったし、最近のとげとげしいCGには辟易しているので興味津々。

あらすじは、サイレント映画でトップスターになった男優が、ふとしたことで名もない女優を見初めた。一緒に共演しているうちにこの女優がどんどんビッグになり、ついにトーキー映画へ進出していく。頑固な男優はあくまでもサイレントにこだわるのだが、時代は流れてサイレントと共に男優は没落していく・・・

確かに全編を通じてしっとりとした時間が流れ、ハリウッドCG映画よりよほど共感できるところがあったのだが、、ストーリーの進行にあっと驚くところが少なくて予想通りなので盛り上がりに欠けたような感じがした。いや、今の時代に毒されてあっと驚く展開を期待しすぎている私が悪いのかも知れない。「水戸黄門」の良さは観客が期待したストーリーをそのまま再現してくれるから人気があるのだろう。

ところで、すでにこの映画をご覧になった識者の方に質問。落ちぶれて失意のどん底にいる男優が、街角のショーウインドウに飾られた自分のタキシードを見つけ、横にいた警官に何かを言われてショックを受けて家へ走っていくシーンがあったのだが、いったい何を言われたのかちょっとわからない。長文読解の得意な方、よろしく御願い致します(^^;)

評価:★★★★

★  金返せ

★★ マニアな人のみ見て下さい

★★★ 何度も寝ましたがまあまあ

★★★★ なかなかエエんちゃうん!

★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!