映画「Battleship」

映画「バトルシップ」を観てきた。どうせクダラナイ映画だろうと思いつつ(^^;) あらすじは、地球から他の惑星へ電波でメッセージを送っていたところ、何者かが地球にやってきた。たまたま日米海軍が演習している海域だったので戦闘が始まる・・・と言う話。お約束通り映画の前半は宇宙人が圧倒的なパワーを海軍を蹴散らす。

これに対してイージス艦の搭載する武器の中で一番活躍するのは、一番原始的なバルカン砲CIWSだ。そんなに撃って弾切れしないの?と思うくらい(^^;)

そして最後のほうで日本の自衛隊の司令官である浅野忠信のアイデアで一発逆転。

この宇宙船はレーダーに映らないステルス船なのだが、これに対抗する浅野の秘策を見てふと思ったことがある。「これは小学生の頃に流行った”レーダー作戦ゲーム”に似ているな~」と。

子供の頃はこんな高いゲーム盤を買ってもらえなかったので、もっぱら自分たちで紙に方眼紙のようなマス目を書き、「駆逐艦、上へ!」「D3に2発!」「くそ~、大破!」などと叫んで楽しんでいたものだった。 ところでこのゲーム、いかにもアメリカから来た舶来物というパッケージだが、よく見ると「Battleship」と書いてあるではないか!ひょっとして、アメリカ人は「Battleship」と聞くと誰もがこのゲームを思い出すようなものなんだろうか?この映画はこのゲーム盤を意識してタイトルが付けられた可能性があるな!?と納得した次第。

映画そのものはドッカンドッカンのハリウッドCGである。主題の前後に主人公と美女のラブストーリーがあり、最後に10人くらいの勇者が画面向こうから横並びでこちらへやってくる・・・というお馴染みの光景はアメリカアメリカしていて「もう勘弁してくれ~」と叫びたくなった。しかしよく考えてみたら似たタイトルの日本映画「Space Battleship ヤマト」でもキムタクとメイサのラブロマンス、勇敢な乗組員の隊列など同じスタイルだったことを思い出した(^^;)

ところで、地球から電波を発射して、地球外生命体へメッセージを送るという試みはすでに30年以上前から行われている。

アクティブSETI

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96SETI

上記のwikiによると、これらプロジェクトのほとんどが地球からの電波が今後100年以内に目的地に届く予定である。私が子供の頃に読んだ本では、「地球からの電波のメッセージを理解できるような高度な生命体がもし存在したとして、そういった生命体はほとんどが攻撃的であると考えられるので地球の場所をわざわざ敵におしえてやるなんてことは愚かな行為である!」と断罪していた(^^;) あと100年くらいするとエイリアンが本当に乗っ取りにやってくるかも??

オマケ:エンドロールが流れて終わりかなと思ったら、[tegaki]オマケ映像があるので最後まで観てね~[/tegaki]

評価:★★

★  金返せ

★★ マニアな人のみ見て下さい

★★★ 何度も寝ましたがまあまあ

★★★★ なかなかエエんちゃうん!

★★★★★ ワンダフル!Don’t miss it!