毎朝見てるフジテレビの「とくダネ」、今日は首都圏が大雪と言うことで各地にリポータが飛んだ。スタジオの司会者小倉アナが各地のリポータに呼びかけている。現地の若いアナウンサーに対して 「だいき~!」とか「こうたろう~!」とか、名字ではなく名前で呼びなおかつ呼び捨てに呼んでいるのだ。前から気になっていたが今日は呼びかける回数が多かったため非常に嫌な思いがした。 ひょっとしてそう呼ぶことが「ナウでヤングな感覚だぜ!(笑)」と勘違いしてるのだろうか?
また先日のサッカー五輪代表の試合後のインタビューでも、チームメイトに対しては名字ではなく名前を挙げて 「○○(名前呼び捨て)のパスが良かったのでゴールが決まりました」と言っていた。何だか名前呼び捨てがひとつのファッションのようになってしまってるようだ。
私が小学校の頃は、男子には「井上君」、女子には「岸本さん」と呼んでいた。ちなみに当時は「めあて」と言って 週替わりで目標を立て全校でその目標を守れるよう努力をしよう!ということになっていた。たとえば
「元気よく挨拶しよう」 「廊下を走らないようにしよう」 「机の中は整理整頓しよう」
などである。
そのめあての中には[tegaki] 「友達を呼び捨てしないようにしよう」[/tegaki] というのもあったくらい敬称は守るべきものであった。当時でも親しい間柄では名字ではなく名前を呼ぶことはあったが、必ず「のり君」とか「さっちゃん」 という呼び方だったのだ。
小学生の子供を持つ職場のスタッフに、最近の小学校の教師は児童にどう呼びかけてるかと聞いたところ、やはり 名字ではなく名前呼び捨てというのも多いらしい。嗚呼何と言うことか!! いつからそんな日本になってしまったのだと 嘆きたいところである。
逆にちょっと公式な呼び方の場合には、男女関係なく「○○さん」と呼ぶらしい。これも 男女平等の一環か?何でも平等とウルサイ欧米でさえMrとMsを区別してるくらいなのに、なんで「○○君」をやめてしまうのか!? みんなで「○○君」「○○さん」を復活させようではないか! 日本はどんどん変な方向に偏っているような気がする今日この頃・・・
ところで名字と名前について検索していたら面白いサイトを発見。
雑学大全
http://e-zatugaku.com/history/name.html
これによれば姓と名字は違うらしい。
「源頼朝」 みなもと の よりとも
「藤原道長」 ふじわら の みちなが
「足利尊氏」 あしかが たかうじ
間に「の」が入るのがれっきとした姓であり、「の」が入らないのが名字だそうだ。勉強になるな~