まったく車が通らない浜手バイパスに、何やら動きが出てきた。白バイに先導されて先頭ランナーが帰ってきたようだ。
ここからは急な上り坂が続く。
ペースが落ちる様子もないのはさすが。
浜手バイパスから神戸大橋へと進んできた。先頭でこの素晴らしい景色を眺められるのはまた格別であろう~
ちなみにこの選手はこのままぶっちぎりで優勝する。2時間24分13秒。
須磨学園出身の「中山卓也 」選手、ソウルとバルセロナのオリンピックで4位入賞の中山竹通選手の息子さんだそうだ。
先頭が通り過ぎたので、いったん三宮のユニクロへに買い物に出る(笑) 車や人の通りが少なくて歩きやすい。そして13時すぎ、スタートして4時間経過して一般ランナーがどんどん帰ってきた。
車の来ない神戸大橋を走るのは気持ちよさそう、飛び入りでここの区間だけ走ってもばれないかも?
神戸大橋を渡りきってポートアイランドに入ったら、西側の神戸学院横の遊歩道を走る。この岸壁にはずいぶん前から客船「Oceanic」が停泊中である。神戸ならではの景色だ。
ところで・・
このマラソンの様子は、サンテレビが放送していた。スタート地点はハイビジョンカメラで中継していたのだが、いざマラソンがスタートするとなぜかスタジオからの解説と宣伝がやたら多い。??と思っているといわゆる「マラソン中継」が無いのだ!途中でちょろっと出てくる動画は、バイクに乗せられたお兄ちゃんが手持ちの携帯?と思われるカメラでかなりカクカクとした小さい動画を送ってくるだけだ。あまりにサイズが小さい(640*480くらい?)ので、テレビ画面全体に大きくできない(^^;)
画面をよく見ると「技術協力 DOCOMO Xi」と書いてある。ということはやはりドコモのスマホで中継(?)してるという安直さだ。
そしてゴール地点では表彰式が始まったらしい。が、この光景を見てどういう場面なのか想像できるだろうか??
スーツ姿で表彰状や賞品を持ってるオッサンはもちろん選手ではない。これから選手に品物を渡すためのプレゼンターという名目の、各種団体のエライさん、スポンサーの社長さんだ。彼らの後ろに女性陣、そしてさらに後ろに男性陣が並んでいるのが見えるだろうか?この男女の列が、見事入賞した8人ずつの選手なのであーる!ミスなんとかが、うあやうやしく賞状や賞品をプレゼンターに手渡し、プレゼンターが一斉に振り向いて後ろに控える選手達に贈呈するという趣向だ。優勝も8位もみんな同時に手渡しだ。
するとどうなるか? 当然プレゼンターに邪魔されて肝心の選手が全然テレビに映らない結果となる。社長さん達はテレビに映って嬉しいかもしれないけど、[tegaki]これはアカンやろ~[/tegaki]
せめて1、2、3位くらいは表彰台に登らせてあげて、一人ずつ表彰するのがマラソンを走りきった選手に対する敬意の表し方だ。次回の表彰式には是非改善していただきたいものだ~