日本対チェコ、そしてヘッドギア

またまた無得点で試合終了。マスコミでは「3-4-3」のシステムが機能しなかったなどと理屈を垂れているが、今日の試合を見る限りそれ以前の低レベルの問題だった。私の感じた問題点は次の通り。

・パスの精度がめちゃくちゃ悪かった

相手のチェックがないときでさえもパスが乱れていた。なんじゃこりゃ??シャビ-イニエスタ-メッシの正確無比の三角パスだけでスルスルと崩していけるバルサの試合運びとは天と地の差がある。

・パスを受ける側の選手の動きが乏しく、どこに出そうかと迷ったあげくバックパス(T_T)

特に攻撃の起点となるべき本田が後ろを向いてパスを受けるシーンが多く、結局は最後列まで戻してしまうことが目立っていた。あいかわらずパスの受け手の選手がアイデアを出して自動的に動き出すということがほとんどなく、パスをもらった瞬間にすでに後方にしかパスコースが残っていなかったのだ。

ただこれは日本が一方的に悪いのでは無く、チェコの守備がスゴく良かったのも大きい原因である。守備な人である私の目から見て、1対1で対峙したときの間合いが通常のそれよりも常に1歩近い間合いなのである。こうすると自分がパスをもらった瞬間にすでにすぐ目の前に相手がいることになる。特に日本人よりもずっと大きいチェコ人だからなおさら威圧感があるだろう。そしてもう手も足も出なくなってしまいやむなくバックパス(T_T) しかし間合いを近くすると言うことは、それだけ瞬間的な進路変更に対応する余裕が無くなることになり、守備陣に勇気と俊敏さが必須である。それだけ鍛えられた選手達だったということだ。私も明日から間合いを一歩詰めてみることにしよう(^^;)

ところでチェコといえばツエフである。

頭を怪我してから私がサッカーで使っているヘッドギア。カンタベリー社製のラグビー用だ。

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元はと言えばチェコのツエフが使ってるのを見て真似したものだった。

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しかし最近は、アディダスのヘッドギアに乗り換えたらしい。私も乗り換えようかな(^^;)

今回のテレビ放送で、ヘッドギアを付けたサッカー選手がいることを初めて知った日本国民も多いのではないだろうか?これを機にヘッドギアが全国的に認知され、私のヘッドギアを見て「うーん、クールだなー!」と言ってくれる人が増えてくれることを願う(笑)