イエローナイフその2 Blachford Lake Lodgeへ

イエローナイフ2日目。朝になって初めて自分たちのホテルがどんなのかを見る。

「エクスプローラーホテル」、現地では一番豪華なホテルらしい(^^;)。また日本人客の率がとても高い。

せっかくなのでダウンタウンを散歩してみる。

ほとんど何も無い(^^;)

車のナンバープレートはシロクマ。

ホテル裏手にあるハイキングコースを回る。

Niyen湖というらしい。

地元の人は元気だ・・・

秋らしい景色である。

湖をすぐに一周できるお手軽なコースだった。

日も暮れてきたので風呂に入ったり、撮影の準備をしておく。

「オーロラビレッジ」はオーロラを鑑賞する施設の名称だが、送迎・宿泊・鑑賞をパッケージにしてとてもシステマチックに運営してる会社である。我々が依頼したのは、旅程の最初の2泊、最終日の1泊の合計3泊だ。

鑑賞のスケジュールはこんな感じである。

夜10時頃に大きなバスがホテルに来てロビーで待つ多数の日本人をピックアップしていく。1台に30-40人は乗ってると思われる。30分ほどバスに乗り、オーロラビレッジで客を吐き出していく。

この日はなんとバスから降りたらすでに大爆発中。α7Sで手持ちで撮ってみる。

あまりの大爆発にコーフンして三脚やレリーズやらのセッティングが間に合わず、こんなショボイ状態でしか撮れていないのが残念。

3日目、ホテルをチェックアウトしてタクシーで10分ほどのオールドタウンへ。

高台になってるパイロットモニュメント。

高台からは水辺が良く見える。

中央に見えるのが飛行機乗り場だ。ここに来た目的は・・・

Air Tindiという会社の飛行機に乗るためである。ここから乗るのは、人生初めての水上飛行機だ。

目的地は「Blachford Lake Lodge」という秘境のロッジ(以下BLLと略)。

上記の地図を見ていただきたい。最初のイエローナイフの街からBLLまで大小様々な湖が続いているため道が無いのである。そのためBLLに行くには湖に着水できる水上飛行機が唯一の交通手段だ。半径50キロ以上、人間が住んでいない秘境に立つロッジでの生活とは??

客のスーツケースをこんな作業車で運び、

重量測定。

水上飛行機に乗れるなんて幸せ~

現地では、float planeとかbush planeと呼ぶらしい。

乗客は7人。よく見ると左の列にあるのはドラム缶だ!

滑走開始。

ココを過ぎたらもう人家がない(^^;)

ひたすら湖沼の上を飛ぶ。

天井に空いているのは非常用脱出口。我々は全員すでにライフジャケットを付けている(^^;)

下に見えるのが飛行機のフロートだ。降りる際に足場にもなる。

白く見えるのは雪ではなく灰色がかった岩である。

ロッジに到着。

着水は着陸と違ってとてもスムーズでショックなし。

ロッジのスタッフが荷物を降ろしてくれる。

木材を入り口に掛けて・・・

機内のドラム缶を降ろしていた!

では水上飛行機の旅をどうぞ~

ようやく到着!

さきほどのスーツケースは運搬用のバギーで運ばれていく。

みんなでオリエンテーションを受ける。

「クマがいるので、ロッジからトレッキング行くにはクマ除けエアホーンと、ペッパースプレーを携行すること。しかしそれはあくまでも最終手段であり、基本は静かに後ずさりして距離を開けることである。なぜならほとんどのクマは人間に出会ったことがないので、向こうもびっくりしてるはず。攻撃の意図をこちらが示さなければ良い。カメラを向けるのは危険だ。」

ロッジ内。本やチェス盤が置いてある。将棋は無さそうだ・・・

1階はダイニングで、食事の際にはみんなここに集まってくる。

2階が客室。ごくごく質素な造り。

上にもベッドがあるが使わなかった。

いわゆるDon’t Disturbの札。

上が「オーロラ出たら起こしてね!」

下が「起こさないで」

驚いたのが、ルームキーが無いこと。すなわちロックできないのでいつでも誰でも出入りできる。このBLLへは絶対客以外の第三者が来ないので慣れたらセキュリティの甘さをなんとも感じない(^^;)

さて日替わりでいろんな無料アクティビティを提供してくれる。この日はボートで島巡り。

島には白頭ワシの巣があるらしい。

急に雨が降ってきたため早々に退散・・・

ロッジに帰ってきた頃には虹が!

夕食まで時間があるので、ロッジの裏にあるティーピーを見に行く。

すっかり晴れて良い感じ!

これぞカナダの夕暮れ。

ロッジでの初めての食事。ビュッフェ形式だが、品数は少ない(^^;)

夕方の雨が嘘のよう、今夜も期待出来るな!

と思ったら雲が出てきてイマイチ・・・

この日はコレで打ち止め。明日に期待!