マルタ到着早々だが、これから機材を担いでロケハンへ。この日は年に1回のマルタ国際花火大会の日であった!
ホテルの玄関にもマルタ猫常駐(^^;)
ヴァレッタ要塞の入り口にある立派な噴水。
マルタで花火大会が開かれることを知ってからどこで撮影したらいいのか、かなりネットで検索したのだがなかなか有益な情報が得られず困っていた。花火の写真は出てきても、撮影ポイントの写真が出てこないのである。今回の投稿が他の方の参考になれば幸いである。
午前中に乗った港めぐりは、撮影場所を物色するという目的もあったのだが、まず目を付けていた要塞の西側(湾の奥側)に行ってみる。ところがここからでは東側(この写真では左側)が切れてしまうことがわかりより東へ移動してみる。
馬車も活躍中。
ここらへんがど真ん中になるんだけど、距離が近すぎて全容が入らないためさらに移動。
適当に東へ向かう。
アッパーバラッカガーデン
ホテルを出てくる前にフロントで聞いてみたら、
私「花火を撮るのにどこがいいか?」
ホ「アッパーバラッカガーデンに行け」
と言われたんだけれど、私はすでにネットで検索していて「招待客しか入れない」という情報を得ていた。そこらへんを再び質問しても「それは聞いたことが無い」との返事だった。一縷の望みをかけてアッパーバラッカガーデンに来てみたが、やはり貸し切りのようで招待客しか入れず残念・・・
いろいろ歩いてみてここで撮影することに決定。
上の地図の赤丸の所である。アッパーとロウワーの間くらい。
周囲を見渡すとこの通りにどんどん人が集まっていた。緑の線の通りには人が一杯である。
この通りの海岸側には石造りの立派な壁があり、その上には三脚を立てるスペースもある。X-T2とGoproをセットしてその時を待つ。この壁の上に置くなら、低く出来る三脚がお勧めである。X-T2はマンフロットのBe Freeカーボン。Goproは小さい三脚を付けられる自撮り棒にセットした。
この場所取りを始めたのが午後7時過ぎ。
さすがにだんだん疲れてきたので、通りを歩いて小さな店で水を買う。場所取り始めると身動きできなくなるので水や食べ物を持参しておくべきだった・・・
しかし! プログラムに寄れば、最初はバンド演奏だけで実際に花火が始まるのは10時40分である!最初から分かっていたことではあるが、果たして4時間も体力が保つのか?!!
壁が低い部分もある。こちらは腰掛けることが出来て体力温存には有利な場所だ。ただしど真ん中すぎて撮影には向いてないと思う。
台船の横を港めぐりの遊覧船が行く。
対岸の聖アンジェロ砦もライトアップされている。
日が暮れてこちら側もいい感じになってきた。
ようやく台船の上のステージでバンド演奏が始まったが、こちらとしては早く終わって花火にしてくれという気持ちしかない(^^;)
ようやく花火開始!
この2枚はα3500を手持ちで。これ以降は三脚のX-T2によるもの。
ずらりと並んだ台船、あまりに長くて18mmの広角でも入りきらないのが残念。
一連の台船のいちばん左端(湾の出口側)には少し離れて大きい台船がひとつ。ここからは主に尺玉があがるようだ。画面入らず残念。
20分の花火のラスト2分をGoproでお楽しみ下さい(^^;)
さて撮り終えた感想は、「もっと斜め横からのほうが良かったな」である。
上記の通り、尺玉まで入れようとすると一連の台船群が欠けてしまうので、もっと東側(湾の出口方向から狙ったほうが良かったなと思われた。
花火が終わるとすぐに静寂の町に戻る。
4時間一度も座らず立ったままの荒行、お疲れ様でした・・・・
ゲート前の噴水は美しい~