セロネラ空港にお迎えに来てもらったガイドさんとドライバーさんと「これから1週間よろしくね~」と挨拶。「今からホテルに向かうけど、そのままホテルに直行するか、ゲームドライブしながら行くか、どうする?」と言われ、もちろんゲームドライブ!と即答。
ちなみに「ゲームドライブ」とは、動物を探して観察しながらドライブすること。昔は狩猟目的だったが現在は写真撮影が目的。
これがセレンゲティか~!
マサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味らしいが、確かにだだっぴろい・・・
するとサファリカーが大集合してるのを発見。みんなが見ているのは・・・
この小岩。我々素人では何も見えない・・・
ドライバーさんが「ほら、あの岩の隙間を見ろ!」
なんと日陰でわかりにくい、ヒョウのシッポを発見。こんなのよく見つけたな・・・ ヒョウはお昼寝タイムのようでほとんど動かず残念。ところがこの小岩の裏手に回ると!
「あの木の上を見ろ!」
ななんと、ヒョウの残骸!
ガイドさんによれば、さっきのシッポのヒョウと戦って負けたヒョウが木の上に持ち上げられて食糧になっているとのこと。ガイドさんでもヒョウが木の上で食べられているのは初めて見たと興奮していた。弱肉強食とはまさにこのこと。
また先日のヤフーニュースでは、ナショナルジオグラフィックがまさに食べてる瞬間を取り上げていて驚いた!
おそらくこの記事の1時間くらいあとで我々が到着したのではないかと思われる。
岩の上に小さな生き物。
これを望遠で見るときれいな虹色トカゲ
こちらはミーアキャットじゃなくて、シママングース。警戒のポーズ(^^;)
とうとう「ライオンを発見した!」と言われ、カメラを覗くと・・
雌ライオン爆睡中(^^;)
こんどは「チーターがいる!」と言われ探すと、300mくらい先にかろうじて見えたが遠すぎ。私は以前南アフリカのサファリに行ったことがあるが、そこは私有地であったため道から外れてどんどん動物に接近することができた。こちらセレンゲティは国立公園で動物保護のため、道から外れて(オフロードという)接近することは違反である。そのためこちらに近付いてくれるよう祈りながらじーっと待つしかない。
さてドライバーさんが急に車を停めた。なんとパンクしたらしい!日本でのパンクのほとんどが落ちてる釘やボルトが原因だが、サファリではデコボコ道の鋭利な石が原因らしい。たしかにドライブ中にパンク修理してる他車も何度か見た。
ガイドさんが近くから石を持ってきて・・・
車を移動させて石に乗り上げ、車高を稼いでから・・・
ジャッキをサスの下に差し込む。とても手慣れた様子。
ようやくホテルに到着。前に見えるのがホテル玄関の車寄せ。
メインロビーから陸橋のような廊下を歩いてゲストルーム棟へ歩く。
渡り廊下には「岩ハイラックス」が遊びに来てる。
ここは Horizon Room というグレード。2階建てのうち2階部分に位置する。
ウェルカムワインとチョコ
手前にある青い紐の付いたものはルームキー。
天蓋付きのベッド
バスタブからサバンナが見える。
20171230 フォーシーズンズテラス – Spherical Image – RICOH THETA
荷物を置いたら、さっそくプール横のレストランへ。この時間帯はほとんど客もいなくて絶景を独り占め!
無事に到着したことを祝ってシャンパーン!
ランチを頼んでみる。飲み物含めてすべてオールインクルーシブ。
一息ついて、再び午後のゲームドライブに出発。
サファリカーの内部にはちゃんと充電用のコンセントがあつらえてあった。たくさんのバッテリは持ってこなくても良かったのか(^^;)
シマウマの親子
もっと小さい赤ちゃんシマウマだと、全体的に茶色いのが特徴。
警戒のポーズ(^^;)
キリンの赤ちゃん
顔が長いトピ
これも私が見たかったクリップスプリンガー
たいてい夫婦で暮らしていて、なぜか動きがシンクロしているのがかわいい~
ディナーはメイン棟にて。
サバンナの真ん中にいてるとは思えない・・・
再び渡り廊下を歩いて客室へ帰る。真っ暗なので廊下に立ってるマサイのおっちゃんにエスコートを頼むか、自分で懐中電灯を持って歩くか。
夜中に星空を撮ろうと思って三脚をわざわざ持っていったのだが、撮れたのは稲妻(T_T)