1年経ったレザーのバケットシート

スポーツバケットシート、レザーインテリアについての質問があったので写真を撮ってみた。

スポーツバケットシートはリクライニングしない。ただし後席に乗り降りするために前に倒すことできる。オンかオフかの角度である。でもサンバイザーに当たってしまうのでこれ以上前には倒れない(^^;)

ちなみにシート裏側のこのベルトを引くと前に倒れる。昔のRSのドアの引手のようだ。裏面のカーボン模様は本当のカーボンかどうかは知らない・・・ でもシートのオプションが60万円もするのでカーボンだと信じたい(^^;)

シートを前後に動かすのも手動で一切電動デバイスは無い。ただしヒートシーターをオプションで付けたので冬場の屋根開きも快適である。

さて納車されて1年余り、走行距離は1万7千キロである。このタルガに限らず、ディーラーで革シートをオーダーする度に営業マンから「経年変化で表面がベタベタしてくるかも知れないので止めた方がいい」と何度も聞かされたことがある(^^;) それなりに革にはヤレが認められるが、危惧された表面のべたつきは幸い皆無である。ちなみに私は週2回サッカー教室の練習に通っているが、いつも汗や雨で濡れたトレーニングウェアを着替えずそのまま乗り込んで帰宅している。それでも特に汚れていないのはありがたい。

こちらが運転席。

こちらはほとんど人は乗らない助手席。さすがに革はピンと張っている。

内装色はルクソールベージュという。三点式のシートベルトでは肩口に擦れた跡が出来てしまって残念。

個人的には腰痛持ちのため、シートが悪いとすぐに腰に来るのでシートとの相性は最重要課題である。もともと964ターボ、996GT3、996タルガとフルバケに乗ってきたので、フルバケとの相性が良いことは分かっていた。この純正スポーツバケットはフルバケとは言っても、前に倒すことが出来るなんちゃってフルバケなので腰との相性がどうか心配だったが、実際に乗ってみたらノーマルシートよりもずっとラクチンで運転しやすいので助かった。

乗降にはちょっとしたコツがある。慣れたらとっても簡単かつエレガント(^^;)

乗り込む:

1.左手をサイドシルについて体重を支えながら右足を運転席のフロアへ

2.左手と右足で体重を支えつつ、腰を浮かして乗り込みつつ、左足をフロアへ

 

降りる:

1.左手をサイドシルへつき体重を支えながら右足を踏ん張る

2.左足を地面に降ろして腰を車外へ