そろそろタルガにも慣れてきたので、複雑な動きをする屋根のメカについて研究してみることにした。
スイッチを操作するとまず窓ガラスが少し下がり、そのあとルームミラーの後ろにある屋根の爪が解除される。
爪のロックが外れた。
そして後部のキャノピー部分が持ち上がっていく。
ガラスの面積がかなり大きいのでこの部分はかなり重いはずであるが、こんな細いステーで支えられている。大丈夫か?(^^;)
複雑な形状のステー。
キャノピー部が開くと、タルガ屋根が動き出す。
幌の部分は黒いアームで支えられているが、ふだんはタルガバーの下を通っているので見ることが出来ない。操作中だけタルガバーの角の部分がピョコンと持ち上がって隠されていたアームが通過していく。私はこれを「ウサギの耳」と名付けている(^^;)
何度見ても飽きないメカだ(^^;)
よく見るとアームと幌は多数のケーブルで複雑に接続されている。これらがどのように働いてるのか興味あるところだ。こうやって少しずつ動かして写真を撮っていたら、ピーピーピーという警告音が聞こえてきた。無視してスイッチを操作していたらなんと屋根が動かなくなった!!
屋根は端までちゃんと動かせ!というメッセージと、サービスに連絡せよ!というエラーメッセージが交互に出る。こうなると、スイッチを開く閉じるのどちらに動かしても反応しなくなってしまった。
さあ大変、この撮影は晴天の駐車場で行っていたのだが、屋根の開閉は車が停止した状態でないと操作できないことになっている。ということは、屋根が閉まらないと車庫の中へも入れることができないことになる。
いちかばちか屋根が開いたままでアクセル踏んでみたらちゃんと車は動いた!車の移動に関しては屋根が開いててもキャンセルされないようで一安心。重い屋根を支えるステーに負荷がかからないよう、そろそろと車庫内へ移動。
車庫内へ移動完了(^^;) 何度かエンジンを切ったり掛けたりしてみたがやはり屋根は反応しない。しかたがないのでディーラに電話して相談することにする。あいにく他のお客さんに対応中ということで、折り返し電話がかかってくるまで待機。
10分ほど経ったとき、ふと思いついてもう一度操作したら何事もなかったかのように屋根が動いた!良かった・・・・
その後メカの方から電話があり話を聞いてみたら、そんな事例は聞いたことが無いとのこと(^^;)
おそらくモータが過熱して安全装置が働き、冷えてきたら動いたのでしょうとのこと。
やれやれ~ いつかはこんな日が来るとは思っていたが、こんなに早く来るとは! まあこういうトラブルを経験して初めて「タルガ乗り」と名乗ることができると思うので「禊ぎ」と思うことにする(笑)
教訓:
タルガ屋根が動かなくなっても安心して下さい! あわてずエンジン切って10分ほど昼寝してからまた操作しましょう!