RICOHのThetaは使ってみるととてもおもしろく、また肩肘張らずにとってもカジュアルに使える優れたカメラである。旅行やパーティなど、その場の雰囲気を記録するにはもってこいだ。ただしよく見ると解像度が乏しく、また暗い室内ではかなり画質が落ちてしまうのが難点だった。
今回発売された「Theta S」は画質をかなり向上させた新機種である。我慢できずにポチ(^^;) 今までもっていたm15は下取りで嫁いでいったため同じ条件で比較してお見せできないのが残念だ。
使い勝手は概ね同じ、ただ画質以外でも変更になった点がある。
m15ではUSBコネクタに、プラスチックの蓋がついていた。ところがこれがありがた迷惑で、ふたのおかげでUSBケーブルがうまく刺さってくれないのである。
Sになって蓋が撤去されて使いやすくなった。
またThetaの弱点は、シャッターを押す指や手がドドーンと写ってしまうこと、本体を机の上においたら剥き出しのレンズに傷がついてしまいそうなことである。m15のときはそれらを解消するために、100均で買ってきたスポンジゴムを切ってレンズ下に貼り付けていた。この処置は簡便ながらも大きな威力を発揮してくれたが、画面に黒い異物が写り込んでしまうことには解消できなかった。
ネットで色々調べみたら、3Dプリンタでレンズキャップを自作して販売されておられる方を発見。
https://minne.com/items/2591450
送料込みで千円。いろんな色が選べる。これは山吹色でお願いしてみた。
キャップの形状が絶妙で、ちょうどレンズの高さを避け、なおかつどの角度から差し込んでも所定の位置にすっぽりハマり込んでくれる。
いったんはまると自然落下することはないといえる。
キャップを底にはめれば、簡易なスタンドにもなる。これはTheata Sユーザにとっては必須アイテムではなかろうか!?