ミコノス島2日目、快晴の朝に海岸を通り船着場へ。
こんなシンプルな乗り物も絵になるなー
この船に乗ってデロス島に向かう。
少し離れた所に帆船が停泊している。WIND STARというクルーズ船らしい。
ミコノスのシンボル、カト・ミリの風車を沖合から見る。
この客船はもちろん本当の帆船ではなく、よく見るとクジラのしっぽみたいになってる部分に煙突が隠されている。
デロス島までの道中、アメリカ人のおばちゃんと仲良くなった。彼女もカメラ好きらしい。
近くを航行するフェリー。かっこいい!
デロス島到着。
この時間を逃すとミコノスへ帰れなくなる。ちなみにデロス島はほとんど無人島で宿泊はできない。
アポロンの生まれた島、紀元前8世紀~紀元1世紀ごろまでエーゲ海の政治や貿易の中心として栄えた。ペルシャ戦争後にアテネを中心として結成されたのが「デロス同盟」、これに対抗したスパルタが作ったのがペロポネソス同盟」。
X-E2とdp0と撮り比べ。
ディオニソスの家と呼ばれる広間。中央にあるのはトラのモザイク画。オリジナルは博物館に保存してある。
この写真でわかるように遺跡全体が日陰がなくて、かなりの距離を歩くので案外疲れる・・・
イルカのモザイク画。
さらに奥へ歩いて行くと古代ローマのようなアーチ。古代ローマよりもアーチのRが緩やかで少しデザインが異なるかと思ったが、かつてローマの支配下になったと聞いててっきり古代ローマによる制作だと思った。現地人ガイドさんに聞いてみたら、
「いやこれは古代ローマのものではない。ここはローマに支配されたがローマ人が住んだことは一度もない。ローマのアーチはレンガを組み合わせたものだが、これは自然石を組み合わせたものでギリシャスタイルだ」と主張(^^;)
その隣にはまるで古代ローマを思わせる円形劇場。やっぱりこれもローマ?と現地人ガイドさんにしつこく聞いたら
「ローマは円形、こちらは半円形で違うものだ!」と論破された。帰国してから映画「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」を見ると確かに「半円形競技場」が出てきたので納得した(^^;)
ちなみにこの劇場を撮影しようとして足元に転がってる大理石の上に立ったら現地監視員から「石の上に上がるな!」と怒られた。みなさんも気をつけましょう~
そしてここから帰ろうとした時、再びその監視員が「石の上に上がるな!」と別の観光客に怒っていた。見ると怒られてるのは先ほど船で一緒だったアメリカ人のおばちゃんだった(笑)
この撮影スタイルはリゾート地のミコノス島では浮いてしまうが、この島ではお似合いだ(^^;)
またクルーズ船からやってきた欧米観光客も多い。特によく耳にするのがフランス語だった。
監視員に怒られないかヒヤヒヤしながら石の穴になめこをセット(^^;)
ここがデロス島で一番有名な通り。
ライオンの回廊。しかしのっぺりとした顔はライオンというよりもオットセイ・・・ ただしこれらはすべてレプリカである。
オリジナルは博物館に保存してあった。
こちらはオリジナルのトラのモザイク画。
帰りの船を待つ間、博物館のテラスで一息ついて脱水症状からぬけだす。
港にはプライベートクルーザーでやってきた連中もいる!
そしてミコノスまで帰ってきたら、先ほどの帆船とは少し違う?帆を降ろしてるようだ。
ミコノスの町並み。
向こうに客船を見ながらパラポルティアニ教会。
パラポルティアニ・タベルナで食事。
瓶の色彩も美しい。
町並みを歩くとキリスト教グッズの店を発見。ここで「(旅人の守護天使である)大天使ラファエルの絵はあるか?」と聞いたら探しだしてくれたのでゲット。店員さんから「お前の名前はラファエルというのか?」と聞かれた(笑)
小さなビーチでは日光浴。
PLフィルタを効かせると綺麗な海がさらに綺麗に!
おや見慣れないマックロクロスケな船を発見。軍事用?
モナコからやってきたプライベートクルーザーらしい・・・ すごい趣味やな。
この日の夕方はフリータイム、夕食は自分たちで工面せよということだったので2ヶ月ほど前から予約しておいたレストランに行く。日没の時間を計算して予約してたのでご飯食べてる最中にロマンチックな雰囲気になるはずだ(笑)
ホテルが辺鄙なところだったためタクシーでないと行けない。ホテルのフロントにタクシー呼んでねと頼んだら「今はすべてのタクシーが出払っていて無理みたい」と言われてしまった。聞けばミコノス島全体で30台ほどしかないらしい・・・
タクシー会社に何度も電話をかけてもらってるが、どんどん時間だけが過ぎていく・・・ 日没まであと少しという時間になってようやくタクシー確保できたと言われた。ラッキー!ミコノスでタクシー乗る必要がある人はかなり前から予約しておきましょう~
ようやくレストランに到着。Karavaki Restaurant という ヴェンシアホテル内のレストラン。
沈みそうなので注文オーダーする前にまず写真(^^;)
憧れの「エーゲ海を見ながらのディナー」。しかしタクシーぎりぎりという精神的動揺のせいでいまいち没入できない(^^;)
向こうに見えるのは昼間に見た帆船のマストだ。
景色は最高だったが、料理は・・まあこんなもんか(^^;)
こうして夜は更けていくのであった・・・