クスコからフリアカ行きのLAN航空に乗る。
高地特有の真っ青な青空。
乗りこんだ時点ではクスコの標高なので3400近い。ところが面白いことに・・・・
離陸して水平飛行に移った時点ではなんと高度2700m!通常なら水平飛行の時点では地上よりも減圧してるはずが、地上の空港にいるよりもキャビンを加圧してることになる。ということは、高山病の人は飛行機に乗ったほうが症状が改善する可能性あり!!面白い~
フリアカの町並みが見えてきた。その名も「インカ・マンコ・カパック国際空港」(^^;) 高度はクスコよりも高く3800mである。
貨物用の扉を開けたら向こう側が見えてるバス。エンジンはRRではなくてミッドシップか?(^^;)
田舎町だと思ってたら意外と車が多くて賑やか。
観光用ではない本当の現地人の服装。
何かのイベントらしく大渋滞。
輪タク(^^;)
我々はバスに乗りチチカカ湖のプーノへ向かう。3856m!
有料道路のゲート
とうとうチチカカ湖が見えてきた!
白く見えるのが今夜のホテル。
もはやインカ皇帝ではなくイエス様の像。
廃線になった線路では羊の放牧。
食用のねずみ「クイ」、けっこう大きい。
風の音しか聞こえない。静かだ・・・
船に乗って進む。琵琶湖の10倍以上の広い湖面だが、決まった航路があるようでそれ以外は水草が生い茂っている。
観光客を乗せた似たような船もいる。
真っ青な空に、船首の紅白の国旗が映えて美しい!うまく旗がなびくように何度も撮ってみる(^^;)
このまま湖面を進めば湖の向こう側のボリビアに行けるそうだ。
水路は右側通行のようだ(^^;)
みんなが笑顔で手を振ってくれる。
こちらも満面の笑顔で答える(^^;)
我々の船もキャビンとその上の屋上に席がある。我々のボートで屋上に上りたいと言ったのは私だけだったので、贅沢な時間を独り占めできてこの上なき幸せ!
チチカカ 水路 1 – Spherical Image – RICOH THETA
ここは関所のようなところ。船長が通行税のようなものを支払う。
湖に浮かぶ小さな島に到着。
上陸すると現地ガイドさんが説明してくれる。この島は実はトトラという植物を束ねてできた島だそうだ。
皮を剥いて食べることもできるらしい。
かなりイマイチな味だった(^^;)
観光客に説明するための切り出しモデルまで用意してある(^^;) トトラを束ねて水中に沈めたらかなりの浮力があるらしい。
その上にさらにトトラを敷き詰めて小屋を建てているそうな。地面(?)は歩くとフカフカしている。
電線はないがソーラーパネルで電力を自給しているようだ。
貴重な外貨を稼ぐための土産物コーナー。これが一番の彼女らの仕事のようだが。
やはり抜けるような青空が印象的。
お見送り。
手漕ぎの船で隣の島まで送ってくれるらしい。
歌付き(^^;)
たくましい漕ぎ方だ(^^;)
隣の島はもっと商業化されていた(^^;)
ここらへん一帯をウロス島というらしい。
乗ってきたボートであの白い「リベルタドール・ラゴ・チチカカ」というホテルへ帰っていく。
夕方、客室から見るとチチカカ湖に満月が登ってきた。
30秒露光。
島で買ってきた手作りのおみやげ。ヒモでぶら下げるようになっている。
標高3800mでこの酸素飽和度。まったく苦にならない~
ホテルから対岸を撮ってみた。
さて夜が明けてきた!
水路には多くのボートが。観光客にしては早過ぎる時間帯なので、島民が出勤しているのか?(^^;)
楽しかったペルー旅行もこれでおしまい。今回の旅のハイライトはマチュピチュだったが、チチカカ湖は予想以上に素晴らしいところだった。なんといっても広大な湖面を独り占めして、ゆったりと時間が流れていくのが最高だ~ もしマチュピチュに行かれる機会があったら、ぜひチチカカ湖もおすすめしたい。
結論:ペルーはとても遠い国だが予想以上に楽しいところだった!