日本の神々 その2

日本の神々の第二回。
イザナキから生まれた姉の天照大神、そして弟の須佐之男命。天照大神は命じられた高天原に行ったが、須佐之男命はだだっ子のため命じられた国へ行かず、母(イザナミ)の国へ行きたいと泣いてばかりいた。怒ったイザナキは須佐之男命を追い払い、しかたなく姉の高天原へ向かう。
須佐之男命は父に追い出されたと言うが、天照大神は自分の国を奪いに来たのではと疑い、どちらが正しいか占いをすることになった。

占いの方法は
 天照大神:弟の剣を泉ですすぎ口に含んで吐き出したら、3人の女神誕生(この3人を奉るのが厳島神社)
 須佐之男命:姉の髪飾りを泉ですすぎ口に含んで吐き出したら、5人の男神が誕生
3人の女神は須佐之男命の子供とされた。女神が生まれたのは自分の心が正しいからだと勝利を宣言。高天原で田んぼを壊したり、御殿にウンコを撒き散らしたり(何すんねん~)と傍若無人な振る舞いをした。恐ろしくなった天照大神は天の岩屋の中に隠れてしまった。

ここでようやく有名な話につながる。天照大神が隠れると世間が真っ暗になってしまった。何とか表へ出てきてもらう方策がないかと手を変え品を変え神々はいろんなことをする。ここで登場するのは「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」という女神。

古事記では、

天宇受売命、天の香山の天の日影をたすきにかけて、天のまさきを鬘かづらとして、天の香山のささばを手草に結ゆひて、天の石屋戸にうけ伏せ、蹈ふみとどろこし神懸りして、胸乳をかき出で、裳紐をほと(陰部)におし垂れき。ここに高天原たかみがはら動とよみて、八百万の神共にわらひき

要約すれば、「台の上に上がって胸と下半身を露出し神がかりのように踊る」ということ。いわゆるトランス状態のストリッパーですね(^^;)この騒ぎでナンジャラホイと岩戸を開けたとき、待ってましたと怪力の天手力男神(あめのたじからおのかみ)が岩戸を投げ飛ばす。それがピュー!と九州からICBMのように飛んでいき、着弾したのが長野。これを戸隠山といい、戸隠神社がある。またこのストリッパーであるアメノウズメノミコトは、芸能の神としてあがめられ、京都には芸能神社も存在する。

続きはまた今度・・・