マチュピチュの麓で迎える初めての朝。晴れやかな気分で窓を開けると・・・豪雨(T_T)
川の流れも前日よりも激しい濁流となって渦巻いていた。
気を取り直して麓から遺跡に向かうバスに乗る。麓からはつづら折りの道を30分かけてバスで登って行くことになる。これが有名な「ハイラム・ビンガム・ロード」だ。
道は細いので前からバスが来るとすれ違いも大変だ。
だんだん高度を上げ、先程まで見えていた濁流の川があんなに下に見える。
上記のアグエスカリエンテスが、麓のマチュピチュ村であり、列車の駅や我々が泊まったホテルがある場所だ。
バスの終点は「サンクチュアリロッジ」の前である。そこからすぐの所に遺跡へのゲートがある。ここではチケットとパスポートが必要だ。
わくわくして登ってきたけど、霧がかかってご本尊が拝めない・・・
なんだか幽玄な世界。
2500mあまり。これくらいの高度だと高山病はまったく気にならない。
晴れてくるまでしばし休憩。
せっかくなので制御棒を使って撮影しておく^^;
Theta 制御棒で霧のマチュピチュ
やはり制御棒は威力絶大だ(ほんまかいな)
Theta だんだん晴れてきた
日頃の行いが良かったのか、待てば海路の日和あり!ようやくテレビで予習してきた姿が拝めるようになった!遺跡の向こうの切り立った山がワイナピチュ峰。
なめこも喜んでる!^^;
現地ガイドさんが見せてくださった、当時の予想図。昔は屋根が葺いてあったようだが今は石組みしか残っていない。
まるで迷路脱出ゲームのような複雑な構造だ。
特徴的なアンデネス(段々畑)も大規模かつ整然としている。
インカ帝国ははるか太古の帝国と考えられがちであるが、意外と新しく15世紀の頃。ヨーロッパで言えばハプスブルグやルネサンスの頃である。ただしさすがにこちらにはローマ帝国の影響がなかったので、古代ローマ特有のアーチ構造は見られない。かわりに大きなまぐさ石で門を構成している。
野生のチンチラ。
遺跡内で唯一半円形の「太陽の神殿」。クスコにもあった独特な形状である。こういった重要な場所ほど石組みは手が込んだ造形になっている。
こんな高地なのに石組みが素晴らしい。
私の観光スタイル(^^;) バックパックのストラップには、右:リコーTheta、左:フジX-E2 首からはイヤホンガイド、ウエストポーチにはDP1メリルが入っている。
明日行く予定であるワイナピチュの頂上付近。よく見ると登山中の観光客が見える。
遺跡内の階段はたくさんあり、結構急峻である。
添乗員さんの話によれば「この遺跡内の散策だけでも結構身体に堪えるので、高齢者の方は途中でリタイアされる方もある」とのこと。
Theta マチュピチュ遺跡内
3つの窓の神殿。
日時計
コンドルの神殿 地面部分が頭、後ろの壁が両翼。
アンデネス。よくこんなのを作ろうと考えついたものだ・・・
遺跡の奥のほうにはリャマがいる!
結構のんびりした動物なので写真を撮らせてくれる。タダで(^^;)
尻もかわいい~
遺跡から帰ってきたら、ゲートでは犬がグータラ寝ていた(^^;) これで午前の部が終了!