リマからクスコへ移動。途中のアンデス山脈には雪が見える。
クスコ到着。この空港の標高はなんと3400mである。
クスコの中心であるアルマス広場。スペイン人がやってきてスペイン風の建築を作ってしまった。
さっそく血中酸素飽和度を測ってみると75%! ほとんど標高ゼロのリマからいきなり3400mの高地に連れてこられたので、酸素飽和度だけからすればもはや気絶レベルだ・・・
にもかかわらず、酸素の薄い環境に鈍感な私はいつもこんなスタイル。両釣りができるハーネスにX-E2とDP1メリルを下げている。バックパックのストラップからはリコーのThetaをぶら下げて、まるでチンドン屋のような状態である。
なので外国人観光客から写真撮ってくれと頼まれること多し(^^;)
広場に面して立つ「ラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会」
噴水の上にはインカ皇帝の像。
なめこも喜んでいます(^^;)
カテドラルにはコリント式の柱が多数植えつけられてバロック的。
クスコ アルマス広場 – Spherical Image – RICOH THETA
旧市街の散策開始。インカは4つの地方からなり、東の山岳地帯は「アンティスーヨ」という。道に埋め込まれた方角のプレート。
インカといえば、精巧な石組みの技術を誇る。ぴたーっと正確に組み合わされた石垣は驚くほかはない。
こちらの石組みは上のものに比べて若干の甘さが感じられる。細工が精巧な場所ほど、高貴な方のお住まいらしい。
これでもか!という変態的な石組み(^^;)
細い石畳の道を歩いていると、民族衣装を着た女性がアルパカやリャマを連れてたむろしている。これは観光客と一緒に写真を撮ってもらってチップを稼ぐという立派な稼業である。私は背後から撮影(^^;)
あれれ・・・(^^;)
サントドミンゴ教会の中庭。ここはもともと「コリカンチャ」というインカの黄金神殿を無理やり教会にしたところ。
神殿内部も精巧な石組みで3つ向こうの部屋まで見渡せる窓がある。本来は石壁に黄金の金箔が貼ってあったらしいが、スペイン人がすべて強奪してしまった。さぞやまばゆい部屋だったことだろう。
神殿の外に出てみた。
SIGMA DP1メリルの質感は素晴らしい
カントゥータというペルーの国花。よくハチドリが蜜を吸いに来るらしい。
丸くなった石組みがインカ時代、その上にあるのがスペイン時代の建物。精巧さがまったく違う!
街角でよく見かけるポリス。交叉点で交通整理をしていることが多い。
これからバスでクスコを出てオリャンタイタンボに向かう。クスコは標高が高いのでできるだけ短時間の滞在で済ませて、もっと標高の低いところへ移動する。高山病を予防するためである。