RICHO THETAは360度写るので、できれば高い位置から撮影したほうが楽しい写真になる。そこで必要なのが自撮り棒である。今流行ってるのはスマホ用の自撮り棒でスマホを側面から固定する方式のものだ。このTHETAはちゃんとした三脚穴が付いているため、スマホ用ではなくTHETA用のを買ってみた。
自撮り棒の中でもかなりコンパクトな製品だと思う。
伸ばした状態。このロッドアンテナ、伸縮がかなり固いので指を挟まないように要注意。
先端は簡易な雲台になっており、角度はネジで可変。
さてTHETAを自撮り棒にセットして撮影してみた。THETAにはリモコン用のアプリがあり、スマホを使ってシャッターを切ることが出来る。しかしそのためには
1.THETAの電源オン
2.自撮り棒にセット
3.カバンからスマホを取り出す
4.スマホアプリ立ち上げ – THETA接続確認
5.リモコンでシャッター操作
というプロセスが必要になる。これはちとめんどくさい。特に私のスマホは6.5インチなのでカバンから取り出す過程が面倒だ。そこで自撮り棒を付けた状態でスマホではなく物理的にシャッターを押せないか考えてみた。
そこで思いついたのが指し棒である。関西人なら故「やしきたかじん」を思い浮かべるであろう(^^ゞ
ネットでは数千円するが、100均でゲット!実際に使ってみると造りがやわく、強く押し込まないとシャッター切れない。力が入りすぎて手ブレしそうなレベルである。もともと自撮り棒と指し棒がベクトル的に並行なのが問題であり、なんとか垂直方向に力を加えたい。
そこで何か良い方法はないかと考えた。困ったら100均ショップに来ることにしている(笑)
店内をウロウロして手芸コーナーで目に止まったのがこれ。もともとは巾着袋のヒモに使うモノらしい。
これを指し棒の先端にはめ込んでみた。びっくりするくらいピッタリである!
取れてしまわないように、半田ごてで赤い先端をつぶしておいた(笑)
これだとシャッターを押す力は、黄玉なしに比べて半分くらいに軽減された!これをTHETA制御棒と命名する(笑)
制御棒は100均アイテム2個なので200円だ。正確に言えば黄玉は1個しか使ってないので120円くらいか(^^ゞ
全部伸ばすと50センチくらいは高さを稼げることになる。
折りたためばコンパクト。これで観光客がたくさんいるような場所でもバッチリ撮影できるはず!
THETAには
・指写り防止黒ゴム
・自撮り棒
・制御棒
これらは三種の神器としての必須アイテムだ!