旅先で素晴らしい景色を撮ろうと思っても、単なる広角レンズではうまく切り取れないことも多い。そこで評判の良い全天球360度取れるカメラを買ってみた。
リコー THETA m15
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/theta_m15/
見ての通りシンプルな造りで、表も裏もほとんど同じデザインである。表にだけシャッターのボタン、そして両面に大きなレンズがあるだけでモニタはない。撮った写真はスマホで確認するが、撮影する最中にはそもそもモニタが必要ないのである。というのもどこもかしこも写るしパンフォーカスなので、水平位置とか構図とか何も考える必要が無いのでまったく気軽に撮れる。
側面には電源とwifiボタンの二つ。案外起動は速いのでありがたい。
底面にはUSBのポートと三脚穴である。ストラップを通す穴が付いてないのが何とも残念だ。
そしてこのデバイスのキモがこの大きくて出っ張ったレンズである。側面から見るとまるで魚類の目玉のよう。このレンズの材質は分からないが、このままテーブルに置くと、レンズの同じ場所に傷が付きそうなので本体ケースは必携である。
撮影の流れは
1.本体でシャッター押して撮影(スマホでリモート撮影も可能)
2.スマホでアプリを起動
3.必要なデータをカメラからスマホにwifiでダウンロード
4.そのままでもローカルで動かして見ることが出来るが、やはりこれは友人に見せびらかしてナンボ!なのでリコーの専用のサーバにアップロード。
5.そのURLをSNSやメールに貼り付ければ、第三者にも公開することが出来る。
小野市が誇る国宝浄土寺の桜
https://theta360.com/s/n7UMQWqJD2NWBPQW7crKqqoDs
こうすれば画面をマウスでグリグリ動かすことが出来る!なお下の方に写ってるのは私の指であるがこれは自撮り棒を使ってリモートシャッターを使わない限りはどうしようもない。
なお撮影するポーズは片手でカメラを高く掲げてシャッター押すのだが、横から見るとベータカプセルを持ったハヤタ隊員である(笑)
さらに有用なのは車内での撮影だ。モニタを見る必要が無いので適当にシャッターを押せば撮影完了。