ゴールデンウィークにカンボジア+ベトナムを旅行してきた。私にとっては初めての地である。これから行こうと思ってる人に参考になればとリポートしてみる。なお今回の旅行では、メインのカメラとしてX-E1を使用し、天気のいいときだけDP1Merrillで撮影した。
カンボジアにはベトナム経由でシェムリアップ空港から入国。いかにもカンボジアらしい建物だ。
今年は日本と同じくへび年らしい。なおこの国にとってはへびは大切な神様のような存在であり、いたるところにへびの彫刻や像がある。
空港の出口には多数の現地ガイドさんが待っている。彼らは空港内には入れないらしい。
ホテルに着いたら大きなカエルがお出迎え。幸先がいいみたい(^^;)
灯りをともしたレストランが水面に映える。池ではカエルの大合唱。
建物にはヤモリのご家族出没(^^;) おかげで?蚊に悩まされることはなかったのがありがたい。
客室内の蛇口には「歯磨きならいいけど飲まないで」と書いてあった。
翌朝の朝食にはなめこも同席(^^;)
前日の池には蓮の花が咲いていた。こちらはヒンドゥー教と仏教が重んじられているため、蓮の花は重要である。
ガイドさんに連れられて午前はタプローム遺跡へ。その前に顔写真入りのIDカードを作成する。左の男性が観光客、右の女性が遺跡の係員だ。男性が見つめているのは小型カメラ。
このカメラはLogicool製、事務所の部屋から棒で突き出ている。この棒を部屋の中の係員が手で動かして位置調整していつのまにか撮影終了(^^;)
タプローム到着。
こちらはDP1M モードはスタンダードである。X-E1のほうが派手な分だけ鮮やかに見える。
同じ帽子をかぶって声が大きいのは例によってC国である(^^;)
両側から少しずつ石材をせり出していく「持ち送り方式」の屋根。ローマ帝国が発明した?アーチ型に比べるととても効率が悪いし、崩れやすそうに見える。
ただしガイドさんによれば、カンボジアでは地震はないので構造的には問題ないようだ。石材が崩れてしまう最大の原因はこの木の根っこにある。はじめは糸のように細い根が石材の間に入り込み、どんどん太くなっていって遺跡を破壊してしまうのだそうだ。
映画「トゥームレイダー」でアンジェリーナジョリーが戦った場所である。
2001年の映画なのでだいぶ根が伸びたか?
壁には無数の穴。当時はこの穴の一つ一つに宝石があったらしい。死者への弔いの意味だそうな。しかし罰当たりな人が全部盗んでしまって何も残ってない。
高温多湿のせで、じっとしてるだけでも汗が噴き出てくるためどんどん思考能力が低下してくる(^^;)
駐車場には土産物売りのおばちゃん、子供が群がってくる・・・
タプロームを出て、近くのバンテアイクデイに向かう。
一生懸命画を描いてるが、観光客はそれを写真に撮るだけ。そして私をそれをさらに写真に撮るだけ(^^;)
なお手前の四角い井戸みたいなものは「ヨニ」と言って女性性器を表す。本来はその中央に「リンガ」と呼ばれる男性性器がはめこまれているらしい。
奥にある像にちょうど陽が差して神様が浮き上がって見える。アブシンベル神殿のようだ。
上記の場所の裏には土産物屋。しかし店員がいない。昼になって昼寝でもしに行ったのだろう(笑)
こちらも疲れたのでホテルに帰ってくる。これはガルーダという鳥の神様。DP1Mにて。
さて昨年秋に買ったセイコーアストロン。これはGPSを使って位置を割り出し、自動的に時差を修正してくれるというハイテク時計である。
https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=5258
買ってはみたものの日本にいる限りはまったく恩恵ナッシングである。なので今回の旅行ではこのアストロンの性能に対し、非常に期するものがあった!そしておもむろにGPSスイッチオン!1分ほどで衛星6個捕捉、そして針がぐるぐる動きだし時差の修正完了!さすが~!と思ったがよく見ると、日付が違う??時計では2日と表示されているが実際は4/29である。なんじゃそら~!! 時計の保証期間内に海外に来て良かった(^^;)
さてシェムリアップの幹線道路ではだいたいこんな感じ。この近辺はカンボジアの中でも大都会である(^^;)
昼寝が終わって午後にはメインイベントであるアンコールワットへ出撃。
ほとんどの遺跡の橋には欄干の両端にこんなヘビの頭が付いている。DP1Mにて。
有名なアングル。残念なことに修復中のビニールシートが・・・・
せっかくなのでガイドさんに連行された土産物屋で買ったTシャツ着用。
こういった女神の彫刻いたるところに刻まれている。DP1Mにて。
ここが寺院の一番高い部分。廊下のように見えるのが第三回廊と言われる部分である。DP1Mにて。
敬虔な気持ちで上がりなさいとの注意書き。
こんな急な階段である。昔は手摺りのないさらに急な部分から登っていたらしい。
到着して一休み。
座禅を組んでるのは仏様だが、一時仏教が廃止される時代があったため仏像は破壊された。
これから降りる。行きはよいよい、帰りは恐い。。。
我々が降りてきたらクローズドになっていた。5時までらしい・・・
第一回廊に戻る。ここには有名な乳海攪拌の神話が刻んである。亀の背中の載せた山に綱をかけ、神様軍と悪魔軍が綱引きをして海をかき混ぜるという神話。
イスラムのような精緻な彫刻。
アンコールワットから見た夕景。6時になると早く退出せよと警察?が笛を吹いて怒る。
多くの観光客はそんなの知らん顔で写真をとり続ける(^^;)
私はジェントルマンなので素直に帰途につく。
おお、こんなところでイニエスタに遭遇!そういえばバイエルンにボロボロに負けとったな、アカンがな~(^^;)
ホテルではアブサラダンスを見学。手の指があんなに反対方向に反り返るのはどんな訓練をしているのか?
本日の万歩計。ご苦労様でした・・・・